スタミナ、発熱、ベンチマーク――「Xperia Z5/Z5 Premium」のパフォーマンスを比較する(2/2 ページ)

» 2016年02月19日 11時00分 公開
[田中聡,ITmedia]
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使用中の温度が高いのは?

 Xperiaといえば(?)発熱のレベルも気になるところ。Xperia Z5ではZ4よりも放熱性能を強化しており、Z5 PremiumでもZ5と同様にヒートパイプを2つ持っているほか、熱を逃がす導電性のジェルを採用している。ではXperia Z5とZ5 Premiumを比べるとどうか。

 下記の記事と同様に、背面を8つのポイントに区切り、待受状態、3D Mark動作後、4K動画撮影後の温度を、放射温度計「TA-50」を使って測定した。下記表の「1」が左上(カメラレンズ付近)、「8」が右下(XPERIAロゴの右側)を示す。

 テストは2015年12月28日に、室温が22.9度の屋内(アイティメディア社内)にて実施。3D Markは「Sling Shot」という最も負荷の高いテストを30分行い、4K動画は約5分間撮影を続け、テスト終了直後の温度を計測した(1機種ずつ順番にテストを実施した)。また、ぞれぞれのテスト前に電源をオフにして5分以上時間を空けた。

 端末の状況はバッテリーテストと同じで、ある程度バックグラウンドで通信が行われている。

 3つのテストいずれも、Xperia Z5 Premiumの方がわずかに温度が高いという結果になった。4Kの動画撮影後は、背面の中央付近が40度を超えた。といっても熱さはXperia Z4ほどではなく、4K動画撮影も途中で強制終了することなく、5分間完遂できた。

待受状態の温度
部位 1 2 3 4 5 6 7 8
Xperia Z5 28.3 28.8 28.2 28.4 27.8 28 27.6 27.6
Xperia Z5 Premium 29.2 29.4 29.8 30 29 29.2 27.8 29

3D Markで30分テスト後の温度
部位 1 2 3 4 5 6 7 8
Xperia Z5 36.6 36.2 37.4 39.2 33.8 34.6 32.2 34.2
Xperia Z5 Premium 38.8 36.2 39.2 39.6 36.2 36.6 34.2 36.2

4K動画で約5分撮影後の温度
部位 1 2 3 4 5 6 7 8
Xperia Z5 33.4 32.4 36 36.2 30.6 31 30.4 30.8
Xperia Z5 Premium 37.8 36.2 42 41.2 33.8 34.4 33.2 33.6

 温度の低い順にXperia Z5>Xperia Z5 Premium>Xperia Z4となる。Z5 Premiumは「すごく熱いわけではないけど、それなりに熱い」といったところ。普段使いでもBattery Mixが計測する温度で40度を超えることがあり、ときたま「ちょっと熱いな」と感じることはあるが、不快感を覚えるほどでない。

ベンチマークのスコアを比較

 最後に、ベンチマークテストの結果もあわせて紹介しておきたい。CPUやGPUの性能を総合的にチェックする定番アプリ「AnTuTu Benchmark」と「3D Mark」の2つを試した。3D Markは今回も「Sling Shot」を試し、いずれのテストも3回計測した平均値を出した。

 AnTuTu Benchmarkは、3D、UX、CPU、RAM、総合のいずれもXperia Z5 Premiumが上回る結果になり、特にCPUの差が大きい。3D Markもわずかの差ではあるが、Z5 Premiumの方が高い数値を記録した。実際の利用シーンではスコアの差を感じることは少ないだろうが、Z5 Premiumユーザーにとっては安心できる結果といえる。

Xperia Z5 PremiumXperia Z5 Premium Xperia Z5 Premiumが出した「AnTuTu Benchmark」(写真=左)と「3D Mark(Sling Shot)」(写真=右)のスコア
AnTuTu Benchmarkのスコア
Xperia Z5 Premium Xperia Z5
3D 25341 24719
UX 23024 22533
CPU 21234 18843
RAM 4999 4549
総合 74598 70645

3D Mark(Sling Shot)のスコア
Xperia Z5 Premium Xperia Z5
スコア 1143 1115

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