母の日に初任給で格安スマホをプレゼントして気付いたことふぉーんなハナシ(2/2 ページ)

» 2016年05月13日 19時31分 公開
[森田創ITmedia]
前のページへ 1|2       

格安スマホから格安スマホにするのは簡単?

 大手キャリアの料金の高さを嫌って格安スマホに変えることは多いだろうが、「格安スマホから格安スマホに変更」する場合はどうなのだろうか。特に難しいことはなく、単にSIMロックフリー端末を買うだけでいい。

 端末だけ購入してSIMを差し替えれば、面倒な手続きもなく新機種に乗り換えられる。これなら簡単だと、私は母と共に家電量販店に向かった。今日では格安スマホ市場も大きくなり、店頭にも数多くのSIMロックフリー端末が並ぶ。

 「とにかくバッテリーがもつ端末がいい」とのことなので、店頭で探し回る。そして母のニーズに応える端末を発見した。FREETELブランドのAndroidスマホ「Priori 3S LTE」だ。バッテリーがSIMフリー端末の中では一つ抜きんでて4000mAhとかなりの大容量だ。これよりも容量の多い「ZenFone Max」があるが、あちらはディスプレイサイズが5.5型と大きく母の手には余るので、5型のPriori 3S LTEが最適解だと判断した。

プリオリ シンプルな外観の「Priori 3S LTE」。価格は1万7800円(税別)

そのSIMは本当に使える? SIMサイズと端末の対応する周波数帯に注意

 早々にレジへ向かいたいところだが、ちょっと待ってほしい。新しい端末を手に入れたはいいが、「実はそのSIMでは使えませんでした」では元も子もない。まずは、端末がBIGLOBE SIMで使われる周波数帯、つまりBIGLOBE SIMが借りているドコモ回線の周波数帯に対応しているか確認する必要がある。

 店員に「BIGLOBEのSIMを使えるか試したいのですが、Priori 3S LTEに差して確認することはできますか?」と聞いたが、「SIMの破損について責任を負えないので、お断りしています」と言われてしまった。

 購入前に確証が得られないのは少々不安だったが、BIGLOBEのサイトで確認すると、対応端末一覧にPriori 3S LTEの名前があったのでOK。大体各MVNOのサイトで必要な情報は記載されていることが多い。

 もう1点注意しなければならないのが、SIMのサイズだ。使っているのはmicro SIMだが、Priori 3S LTEはmicroとnanoのデュアルSIM対応端末なのでこれもOK。問題はないことが分かったので、ここで正式に購入を決定した。

 今回はBIGLOBEのサイトの対応表で確認して迷うことなく購入できたが、これらをよく調べずに買ってしまい、サイズが違ってSIMを挿せなかった、挿せたはいいが端末とSIMの対応周波数帯が一致していなかった、という事故は決して少なくない。

 格安SIMや格安スマホもかなり普及してきたので、「格安スマホから格安スマホへ機種変更」する人も今後増えてくるはず。料金も手頃で面倒な手続きもなく機種変更できるので、「スマホの衝動買い」も十分あり得る。先述したような事故が無いように、購入前のSIMと周波数帯の確認はきちんと行ってほしい。

SIMスロット 左がnanoSIMスロットで、右がmicro SIMと、その上に重ねる形で差すmicroSDのスロットだ

バッテリーの持ちに母は満足、不満もなし

 せっかくなので、母目線で少し端末レビューをしてみたい。化粧箱を開けると、そこには裏返しでカバーが外れた状態のPriori 3S LTEが現れた。バッテリーの大きさをアピールする狙いだろうか。

 そして母に手順を教え、先代のALCATEL ONETOUCH IDOL 2 Sからmicro SIMを取り出し、Priori 3S LTEに差す。きちんと通信ができてほっと一安心した。しかも、Priori 3S LTEのAPN設定の中にBIGLOBEが初期状態で登録されていたので、SIMフリー端末では通常しなければならないAPN設定もやる必要がなかった。「なんだ、心配して損した」と思わせるくらいスムーズに乗り換えに成功した。

 母に使用感を聞いてみると、期待以上にバッテリーの持続時間が素晴らしく、平気で2日以上持つそうだ。バッテリーがへたり、1日2回充電しないといけなかったALCATEL ONETOUCH IDOL 2 Sとは、使い勝手が雲泥の差だという。

 なぜ母はそこまで端末のバッテリーの持ちにこだわるのか? 私からすれば、そんなことはモバイルバッテリーを持てば解決するだろうと思うが、どうしても「出先に持っていく荷物が増えるのが嫌」だそうで、結構考え方が違うものだと感じた。人のスマホ選びに付き合うときは、単に自分がいいと思うものを押し付けるのではなく、その人の好みや重視するポイントを聞き出さないといけないのだ。

カバー Priori3S LTEのカバーを外した様子。バッテリーの大きさが目を引く

 端末スペックを見ると、プロセッサはMediatekのMT6735P (4コア/最大1GHz)でメインメモリは2GB。現在の感覚からすればミドルスペックの域ではあるが、母にとっては「普通に使えればなんでもよい」のでこれで十分だ。不満も特にない様子。端末に問題が出ない限り、これからも使い続けるという。

 次に母がスマホを買い替えるのは、やはりバッテリーの寿命が尽きたときだろうか。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月12日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. 「それ、家じゃダメなの?」──スタバ長時間滞在に冷ややかな目 “スマホ操作”に“PCで仕事”も (2026年06月07日)
  3. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  4. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
  5. コレがたったの3630円――初代PlayStationを模したケース、セブン-イレブンなどで7月6日発売 (2026年06月11日)
  6. 動画配信「ABEMA」の障害復旧 約4時間17分にわたり視聴できず SNSに悲鳴【訂正】 (2026年06月10日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. 「Pokemon GO Fest 2026:東京」のモバイル通信は快適だった? 初対策の楽天モバイルがピーク時に“最速”も記録 (2026年06月10日)
  9. 【ワークマン】3900円の「コーデュラ ネストリュック」 取っ手のあるインナーバッグ付き (2026年06月11日)
  10. ドコモの通信障害に“AIエージェント”が先手 「SNSの投稿」も常時監視するオペレーションセンターの裏側 (2026年06月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー