マカフィーは、7月22日に公式ブログでスマートフォン向けゲームアプリ「Pokemon GO」の注意点を紹介した。
本アプリではコントローラーを使ってキャラクターにゲーム内を歩き回らせるのではなく、プレーヤー自身が現実世界を動き回ってキャラクターを移動させる。そのため同社では人々を外に連れ出し、社会活動や運動を促す可能性が秘められていると考える。
一方、プレーヤーが画面に集中してしまうと周囲が見えなくなってしまう危険性がある点に加え、米国では人気のない場所に誘い出して強盗を働くという事件が複数発生。さらにマルウェアに感染しているクローンゲームも多数発見されている。
こうした状況をふまえ、同社では画面に集中せず常に周囲へ気を配る、ウイルスに感染してしまう偽アプリやゲーム内通貨のプレゼントや隠しキャラ解除などを強調する不正アプリをダウンロードしない、セキュリティソフトウェアをインストールするといった対策を提案。
また、合法アプリでは「デバイスの位置情報へのアクセスを許可」などのメッセージが表示されるが、違法アプリでは「SMSメッセージの送信や閲覧を許可」などのメッセージが表示されるため、入手を避けるよう呼び掛けている。
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