Galaxy S7 edgeだけじゃない? 新興メーカーからもエッジディスプレイ搭載スマホが登場:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2016年08月01日 06時00分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 日本ではNTTドコモとKDDIから販売されている「Galaxy S7 edge」。フラグシップモデルにふさわしい性能だけではなく、ディスプレイの左右をカーブさせたデザインは他社にはない形状です。最近はGalaxy S7 edgeほどではないものの、ディスプレイの角を丸めたパネルを採用するメーカーが増えています。海外ではこのディスプレイ形状を「2.5D」とも呼んでいます。

Galaxy S7 edge ディスプレイ側面をカットした「Galaxy S7 edge」。オリンピック限定モデルは色合いがカッコイイ

 ところが新興メーカーも頑張っています。Galaxy S7 edgeほどではないものの、エッジディスプレイを搭載した製品が出てきました。最近シェアを急激に伸ばしているVivoが2016年春先に発表したフラグシップモデル「Xplay 5」が、実はエッジディスプレイを搭載しているのです。メーカーサイトに掲載されている画像などから確かに左右がカーブしているのは分かるのですが、実機にようやく触れてみてそのエッジ度合いがかなり本家に近いことを体感しました。

Vivo Xplay 5 Vivo Xplay 5は同社が誇るフラグシップモデル

 Xplay 5は2つの製品があり、上位モデルはSnapdragon 820にメインメモリ6GB、内蔵ストレージ128GBという、もはやメジャーメーカーの上位製品を上回るスペックを備えています。カメラも1600万画素と高画質。リアカメラは800万画素で、0.1秒の高速フォーカスや0.5秒の高速起動が可能。さらにはハイレゾサウンド再生対応。エンタメ用途にも適した性能を有しています。

Vivo Xplay 5 背面側のデザインはおとなしい感じ。指紋認証センサーを搭載

 さて実際にこのXplay 5を手に持ってみると、なるほど、確かに角の取れたエッジディスプレイ搭載であることを手のひらで感じることができます。本体サイズは76.2(幅)×153.5(高さ)×7.59(奥行き)mmですが、端末を握ってみると側面部分の厚みが薄いために、横幅は数値よりも狭いと感じます。しっかりとホールドしやすいので使っている最中に落下の心配が少なくなるかも。Galaxy S7 edgeを「3D」と呼んでいいのなら、Xplay 5のエッジは「2.75D」くらいのカーブを持っています。

Vivo Xplay 5 しっかりエッジが取れているディスプレイ

 側面から見てもディスプレイが湾曲している様がよく分かります。ただしGalaxy S7 edgeのように側面からスワイプしてアプリのショートカットを呼び出したり、専用のウィジェットが使えるというわけではないようです。ハードは頑張って似たものを出してきたものの、ソフト面ではまだ追い付いていないようです。

Vivo Xplay 5 ディスプレイの側面部分もGalaxy S7 edgeのようなカーブを描く

 2016年6月に開催されたMWC上海2016で展示されていたXplay 5。Vivoの説明員によると「大画面ながらも持ちやすく、しかもデザイン性を高める」ためにエッジディスプレイを採用したとのこと。Xplay 5のディスプレイサイズは5.43型ですが、持った感じは5.2型か5型くらいに感じられます。なおデザインはいいものの、カーブしたディスプレイにぴったりと合う保護フィルムが作りにくく、ネット上でもその点が話題になっています。ゴリラガラスらしいのでフィルムは不要だと思うのですが、やはり何かしら貼っておきたいのが人間の心理というものかもしれません。

Vivo Xplay 5 カーブしたディスプレイは保護フィルムが作りにくいようだ

 各社のスマートフォンの形状は年々類似したものになってきてしまっています。そんな中、エッジディスプレイを搭載する製品を負けじと出してきたVivoの姿勢は評価に値するかもしれません。世界シェア上位の座を今後もキープするためにも、Vivoにはアグレッシブな製品をこれからも出してほしいものです。

Vivo Xplay 5 大手メーカーに対抗するVivoにはこれからも期待したい

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