モトローラ、4つの新しい「Moto Mods」アクセサリーを日本発売へ

» 2017年03月16日 20時30分 公開
[井上翔ITmedia]
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 モトローラ・モビリティ・ジャパンは3月16日、同社のAndroidスマートフォン「Moto Z」「Moto Z Play」(以下、まとめて「Moto Zファミリー」)で利用できる機能拡張モジュール「Moto Mods」のラインアップを拡充することを発表した。

日本導入が決まったMoto Mods関連機器 日本導入が決まったMoto Mods関連機器

ビークル・ドック(2017年春以降発売予定)

 「ビークル・ドック(Incipio Vehicle Dock)」は、Moto Zファミリーで利用できる車載ホルダーMod。車のエアコン吹き出し口などに装着して使う。Motoストア(Web直販)での販売価格は9800円(税別)だ。

ビークル・ドック ビークル・ドック

 ドックの背面には、USB Type-C充電端子と音声出力端子(3.5mm)が備わっている。しっかりセッティングしておけば、Moto Zファミリーを接続するだけで充電と音声出力ができるようになる。

ビークル・ドック背面 ビークル・ドックの背面

充電アダプター(2017年度第1四半期に発売予定)

 「充電アダプター(Charging Adapter)」は、バッテリーを備えるMoto ModsをMoto Zファミリーと接続せずに充電するためのアダプター。わざわざ本体と接続することなくModsを充電できるので、利便性が向上する。

ワイヤレス充電Mod(2017年度第1四半期に発売予定)

 「ワイヤレス充電(Wireless Charging)Mod」は、WPC(Wireless Power Consortium)が定める「Qi(チー)」規格のワイヤレス充電機能を追加するためのモジュール。

急速充電(Turbo Charger)Mod(2017年度第1四半期に発売予定)

 「急速充電(Turbo Charger)Mod」は、Moto Zファミリーを急速充電できるバッテリー付きMod。出力は30Wで、15分の充電で8時間分の駆動時間を確保できるという。

日本オリジナルのMoto Modsの可能性も

ダニー・アダモポウロス社長 モトローラ・モビリティ・ジャパンのダニー・アダモポウロス社長

 モトローラ・モビリティ・ジャパンのダニー・アダモポウロス社長によると、日本市場ではMoto Zファミリーの本体購入者のうち約43.5%が「Hasselblad True Zoom Camera」(ズームカメラMod)を購入しているという。これは「世界で一番高い割合」(アダモポウロス社長)だ。他方、「Incipio offGRID Power Pack」(バッテリーMod)が一番売れる市場もあれば、「JBL Sound Boost Speaker」(スピーカーMod)が最も人気を集める市場もあるという。

 このように、Moto Modsは市場ごとに異なる機能面でのニーズを「吸収」する役割を果たしており、アダモポウロス社長は日本市場オリジナルのMoto Modsの導入も示唆している。例えば「フルセグ(地上デジタルテレビ)」「FeliCa(おサイフケータイ)」「放射線量計測器」のModsがアイデアとしてあるという。

 また、ベンチャー企業を含むサードパーティーがMoto Modsを開発する際の支援も強化していくという。

Hasselblad True Zoom Cameraが売れる日本 日本では、Moto Zファミリー購入者の約43.5%がHasselblad True Zoom Cameraを購入しているという

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