ドコモ、毎月1500円をずっと割り引く「docomo with」開始 対象端末の購入で月サポとの併用は不可

» 2017年05月24日 12時28分 公開
[田中聡ITmedia]

 NTTドコモは、対象端末を購入したユーザー対象に、毎月の利用料金から1500円を割り引く料金プラン「docomo with」を6月1日に開始する。1500円は基本プラン、spモード、パケットパックの合計金額から割り引く。また割引は期間限定ではなく、無期限で適用される。

docomo with 「docomo with」の割り引きイメージ

月々サポートとの違いは「割引期間」

 ドコモが、docomo withについて「1つの端末を長く使う人向けのプラン」と説明する通り、これまで2年間限定だった「月々サポート」と異なり、1500円がずっと割り引かれるのが大きな違い。なお、docomo withと月々サポートは併用できないため、月々サポートが1500円より高い端末と比較すると、docomo withのお得さを実感できるのは、3年目以降となる。

docomo with 割り引き後料金の例

対象機種は「arrows Be F-05J」と「Galaxy Feel SC-04J」だが……

 5月24日時点の対象端末は、「arrows Be F-05J」と「Galaxy Feel SC-04J」の2機種のみ。これら2機種のみとしたのは、「(月々サポートをはじめとする)端末購入補助がなくても、お買い求めいただきやすい価格であるため。またスマホは必要十分な機能でよく、1つの機種を長く使う方向けのモデルだから」(ドコモ広報部)とのこと。端末代金を割り引く「端末購入サポート」も適用されず、ユーザーは定価で対象端末を購入する必要がある。

 またarrows BeとGalaxy Feelは、docomo with専用端末という位置付けのため、「docomo withは適用せず月々サポートを適用する」といったことはできない。

 docomo with対象外の端末に機種変更をすると、docomo withは前月までの適用となるが、機種変更時に月々サポート・端末購入サポートなどの端末購入補助を適用せずに定価で購入した場合や、SIMロックフリー端末などにSIMを差し替えて利用した場合は、docomo withは継続利用できる。

他に併用できないサービス、条件など

 月々サポートの他に、「はじめてスマホ割」「シニア特割」「ドコモにチェンジ割」「ドコモの学割2017」「シニアはじめてスマホ割」とも併用はできない。これらのサービスを契約している回線がdocomo withに申し込んだ場合、キャンペーン割引は当月末までの適用となり、docomo withは翌月からの適用となる。

 docomo withを適用するには、Xiで「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」「シンプルプラン」のいずれかと、パケットパックに加入する必要がある。

 ドコモショップ、量販店、一般販売店、ドコモオンラインショップで対象端末を購入すると、docomo withが適用される。

 さらに、2017年7月31日までに「docomo with」に契約した人を対象に、抽選でdポイントが最大7万7777ポイント当たる「docomo withスタートキャンペーン」を実施する。

※一部追記しました(5/24 13:14)。

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