ケータイを手放せない理由/楽天が携帯キャリアに:Mobile Weekly Top10

» 2018年04月09日 16時50分 公開
[井上翔,ITmedia]

 今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2018年4月2日から4月8日までのアクセスを集計し、ランキング化しました。

Androidケータイ Androidをベースとするケータイでもダメ……?

 今回は、フィーチャーフォン(ケータイ)に関する記事が3つランクインしました。中でも、1位の「いまだにガラケーからスマホに移行できない人たち その理由は?」は、賛否両論を巻き起こしつつとても良く読まれました。

 スマートフォンが広く普及する中、ケータイを使い続けている人も多くいます。その理由はさまざまですが、「既にスマホやタブレットを持っていて、通話や簡単なメール用に別途ケータイを持っている」という人も少なくありません。「四六時中“情報の波”に浸っていたくない」という理由からあえてケータイにとどまっている人もいます。

 従来のケータイの代替として出てきたAndroidベースのケータイも、当初と比べれば「ケータイらしさ」は再現できるようになりましたが、ちらほら見え隠れする「スマホっぽさ」に違和感を覚えることもあります。Androidケータイについては、機種変更(契約変更)で今まで使っていた料金プランを継続できない場合がほとんどであることも移行阻害の要因になっているようです。

 ともあれ、従来型のケータイは生産終了済みで、修理サポートも2020年前後で終わってしまう見通しです。従来型のケータイを使っている人が、納得できるような選択肢は出てくるのでしょうか……?

楽天モバイルネットワークが携帯キャリアに 1.7GHz帯(Band 3)のうち上下20MHz幅を使って携帯キャリア事業に参入する見通しの楽天モバイルネットワーク(総務省資料より:PDF形式)

 3位の「楽天の『携帯キャリア』参入決定 『1.7GHz』帯で“追加条件”あり」は、総務省が1〜2月にかけて募集した「第4世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画」の答申結果についてまとめた記事です。

 この記事にもある通り、楽天(東京都世田谷区)が設立した子会社「楽天モバイルネットワーク」は、FD-LTE規格用の1.7GHz帯(Band 3)の電波を全国エリアで割り当てられる見通しとなり、「第4のキャリア」の誕生がほぼ確実なものになりました。

 答申に先んじて、楽天は電力会社と設備利用に関する交渉を積極的に進めています(参考記事その1/その2)。電力(送電)会社が保有する鉄塔や建物などを活用することで、エリア構築にかかるコストを削減する作戦です。

 総務省のWebサイトに掲載されている審査結果の詳細(PDF形式)によると、楽天モバイルネットワークは親会社のMVNOサービス「楽天モバイル」の料金プランをそのまま提供し、2023年度以降の当期損益を黒字化し、2028年度末までに契約数を1000万まで伸ばす計画を立てています。

 この計画がうまく行くかどうかは、エリア構築にかかっていると筆者は考えます。いくら料金が手頃でも、使える場所が限られていたり通信が不安定だったりしたら元も子もありません。不足するエリアの補完方法も含めて、今後の動きには要注目です。

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