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» 2021年12月21日 21時00分 公開

ドコモのエコノミーMVNOに「トーンモバイル」登場もiPhone専用/2万円台のスマホが増えているのはなぜ?Mobile Weekly Top10

ドコモのエコノミーMVNOの第2弾として「トーンモバイル for docomo」が登場します。料金プランはiPhone専用の「TONE for iPhone」のみで、Android端末でも使えるプランは用意されていません。その理由はどこにあるのでしょうか……?

[井上翔,ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2021年12月6日から2021年12月12日までの1週間について集計し、まとめました。

TONE for iPhone 「ドコモのエコノミーMVNO」の第2弾サービス「トーンモバイル for docomo」では、事実上iPhone専用の料金プラン「TONE for iPhone」のみを提供します。

 今回の集計期間におけるアクセス数の1位と2位は、共にトーンライフスタイルが「ドコモのエコノミーMVNO」として提供する「トーンモバイル for docomo」の料金プラン「TONE for iPhone」に関する記事となりました。

 トーンモバイルといえば、既存のサービスは「ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)」が提供しています。しかし、トーンモバイル for docomoは、同社の兄弟会社であるトーンライフスタイルが提供します。同じブランドとサービスを共有しながらも“別会社”が提供するのは、一体なぜなのでしょうか……?

 それはさておき、TONE for iPhoneはプラン名の通り“iPhone専用”です。ドコモショップで購入した新品のiPhoneか、親の「お下がり」のiPhoneで利用することが想定されています。

 「Androidスマホはダメなの?」と思う所ですが、トーンモバイルのAndroid端末向けのサービスは全て、カスタマイズを施したオリジナル端末を使って提供されています。ドコモのエコノミーMVNOとして提供する場合、オリジナル端末以外への対応も求められるため、iPhoneと比べるとハードルはどうしても高くなってしまうようです。

 独自性の高さ故に、汎用(はんよう)性を求められる場面で壁にぶつかる――今後、トーンモバイル for docomoでAndroid端末向けのプランが出てくるかどうか、注目です。

Xperia Ace II ソニーがドコモにのみ提供している「Xperia Ace II」は、ソニーの携帯電話端末シェアの躍進に貢献したと言われています

 アクセス数の8位には、税込みで2万円台のスマートフォンが相次いで投入されている背景を考察した記事が入りました。

 5月にNTTドコモが発売したLTE(4G)スマホ「Xperia Ace II」は、オンラインショップで税込み2万2000円という低価格で人気を博しました。その好調ぶりを受けてか、ドコモを含む各キャリアは、2021年秋冬商戦に向けて2万円台で購入できるスマホのラインアップを拡充しました。Xperia Ace IIとは異なり、その新モデルたちは5G通信にも対応しています。「3万円を切る価格で5Gスマホ」とは、約1年前には考えられませんでしたよね……。

 このような低価格スマホが相次いで登場している背景として、3Gサービスの終息があります。新しい通信規格(5GやLTE)で使う電波帯域を広げるには、古い規格(3G)のユーザーをできるだけ早く新しい規格に移行させなければいけません。しかし、古い規格にとどまっている人には「価格」を気にする人も少なからずいるため、低価格端末は欠かせないのです。

 ただ、auが「G'zOne TYPE-XX」を発売するに至った経緯を振り返ると、3Gユーザーを動かすには低価格の「スマートフォン」だけでなく「ケータイ」もしっかりと取りそろえないといけないのではないかとも思います。今後、各キャリアがどのようなケータイを出すのか(あるいはスマホだけでどうにかしようとするのか)、動きに注目したい所です。

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