2021年を振り返る(11月編):バルミューダが打ち出したスマホは“期待外れ”?/「USB Type-C」には気を付けて!Mobile Monthly Top10

» 2021年12月31日 16時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 2021年も、残りわずかです。ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位でチェックしつつ、この年を振り返っていこうと思います。今回は、11月のアクセス数トップ10を紹介します。

 11月は、とにかくバルミューダが発表した「BALMUDA Phone」が大きな話題を呼びました。記事アクセス数のトップ10のうち、半分がBALMUDA Phoneに関するものだったほどです。

 BALMUDA Phoneは、バルミューダが満を持して発表したスマートフォンの第1弾です。同社は高付加価値家電で知られており、特にオープントースターは高い評価を得ています。それだけに、BALMUDA Phoneにも「高付加価値」が期待されたのですが、ふたを開けてみたら「10万円超のミドルハイレンジAndroidスマホ」でした。実際に手に取ると、オリジナルアプリも含めてこだわりを持って作られていることがよく分かります。片手で持って快適に使えるのも、今となってはある意味で“貴重”です。

 しかし、10万円を超える出費となればハイエンドモデルも視野に入ります。「スペックと価格」のバランスを考えると、ハイエンドモデルを買った方が“おトク”であることは論を待ちません。スマホにおいて「スペックには出てこないこだわりを重視したい」という人がどのくらいいるのか、というと議論が分かれそうです。

 BALMUDA Phoneは、同社の直販サイトやショップ、ソフトバンク取扱店で購入できます。一部のソフトバンク取扱店には、ホットモック(稼働する見本機)もありますので、この年末年始で触りに行ってみてもいいかもしれません。

BALMUDA Phone さまざまな反響を呼んだBALMUDA Phone

 アクセス数の10位には、AndroidスマホやiPadを中心に使うことになる可能性が高い「USB Type-Cオーディオ」に関するコラムが入りました。

 端子規格としての「USB Type-C」は、信号規格としての「USB(Universal Serial Bus)」とは異なる信号を流すことをある程度盛り込んでいることが特徴です。スマホやタブレットであれば、多くの機種で大容量の電流を流すための「USB PD(Power Delivery)」規格に対応していますし、ハイエンドモデルを中心に映像をやりとりするための「DisplayPort」の信号を流せる機種もあります。ノートPCでもUSB PDやDisplayPortに対応するUSB Type-C端子を備えるモデルが主流になりました。

 スマホやタブレットの場合、特にUSB Type-Cの黎明(れいめい)期に同端子からアナログ音声を出力できる仕組みを導入したモデルが多くありました。しかし、GoogleのPixelシリーズのように、アナログ音声の出力に対応しない機種も少なからずあります。アナログ音声出力に対応しない場合は、デジタル音声信号をアナログ音声に変換するDAC(デジタル/アナログコンバーター)を搭載する音声デバイスをつなげばOKです。

 ところが、音声ケーブル(変換コネクター)類が「アナログ」なのか「デジタル」なのかパッと見で分からないという問題があり、間違って購入してしまう人が少なからずいます。パッケージにはハッキリと書いてあればいいのですが、一部にデジタルなのかアナログなのか“明記”していなかったり、裏を見るとちっちゃく書いてあったりすることもあるのです。これでは、間違えても仕方ないです。

 というわけで、USB Type-C端子につなぐオーディオ機器、特に変換コネクターを購入する場合は、手持ちのスマホやタブレットで使えるかどうかよく確認するようにしましょう。

アナログ Google Pixelシリーズは、USB Type-C接続のアナログ音声デバイスに対応しません

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