　東芝dynabookのエントリーモデルに位置付けられる「dynabook EX」シリーズは、同じくコストパフォーマンスを重視する「dynabook AX」シリーズを統合したことで、ラインアップを2モデルから5モデルに大幅に拡充した。実売予想価格は、上位機の「EX/56KWH」が15万円前後、ミドルレンジの「EX/55KWH」（ホワイト）／「EX/55KBL」（ブラック）が14万円台半ば、下位の「EX/35KWH」（ホワイト）／「EX/35KBL」（ブラック）が12万円前後となっている。いずれも10月22日に発売される予定だ。

　上位3モデルのスペックは共通で、15.6型ワイド液晶ディスプレイ（1366×768ドット）を搭載し、CPUにCore 2 Duo P8700（2.53GHz）を採用、メモリ4Gバイト、HDDが320Gバイト、光学ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブを備える。また、ネットワーク機能としてIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANと有線LAN、インタフェースとしてHDMI出力やeSATA、USB 2.0×3（うち1つはeSATA共用）などを搭載する。なお、最上位モデルのみ付属のオフィススイート（Office 2007）にPowerPoint 2007が付属する。一方、下位2モデルは、CPUにCeleron 900（2.2GHz）を採用し、メモリが2Gバイトになるほかは上位モデルにほぼ準じる。OSは32ビット版のWindows 7 Home Premiumがプリインストールされている。

カラーバリエーションはプレシャスブラックとリュクスホワイトの2色（写真＝左）。ただし最上位モデルはブラックのみ。dynabook TXシリーズでおなじみの光沢感のあるボディに生まれ変わり、エントリーモデルながら高級感が増している（写真＝右）


dynabook／QosmioノートPC店頭モデルの概要（その1）
シリーズ名	モデル名	タイプ	従来比較	CPU	メモリ	HDD	OS	実売
dynabook EX	EX/56KWH	2スピンドル	マイナーチェンジ	Core 2 Duo P8700（2.53GHz）	4096MB（DDR2）	320GB	32ビット版7 Home Premium	15万円前後
	EX/55KWH	2スピンドル	マイナーチェンジ	Core 2 Duo P8700（2.53GHz）	4096MB（DDR2）	320GB	32ビット版7 Home Premium	14万円台半ば
	EX/55KBL	2スピンドル	マイナーチェンジ	Core 2 Duo P8700（2.53GHz）	4096MB（DDR2）	320GB	32ビット版7 Home Premium	14万円台半ば
	EX/35KWH	2スピンドル	マイナーチェンジ	Celeron 900（2.2GHz）	2048MB（DDR2）	320GB	32ビット版7 Home Premium	12万円前後
	EX/35KBL	2スピンドル	マイナーチェンジ	Celeron 900（2.2GHz）	2048MB（DDR2）	320GB	32ビット版7 Home Premium	12万円前後
dynabook／QosmioノートPC店頭モデルの概要（その2）
シリーズ名	モデル名	液晶	解像度	チップセット	光学ドライブ	GPU	TV機能	重量
dynabook EX	EX/56KWH	15.6型ワイド	1366×768	Intel GM45	2層対応DVDスーパーマルチ	チップセット内蔵	－	約2.8キロ
	EX/55KWH	15.6型ワイド	1366×768	Intel GM45	2層対応DVDスーパーマルチ	チップセット内蔵	－	約2.8キロ
	EX/55KBL	15.6型ワイド	1366×768	Intel GM45	2層対応DVDスーパーマルチ	チップセット内蔵	－	約2.8キロ
	EX/35KWH	15.6型ワイド	1366×768	Intel GL40	2層対応DVDスーパーマルチ	チップセット内蔵	－	約2.8キロ
	EX/35KBL	15.6型ワイド	1366×768	Intel GL40	2層対応DVDスーパーマルチ	チップセット内蔵	－	約2.8キロ

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