東芝のモバイルノートPCといえば、Netbookが台頭する直前に“東芝22年の英知を結集した”といううたい文句で登場した「dynabook SS RX」シリーズだ。2年の歳月を経てこれまで何度かモデルチェンジを行ってきたものの、今回の秋冬モデルではその完成度の高さゆえか、主な仕様を従来モデルから引き継ぎ、メモリ容量を4Gバイトに倍増したのみの変更にとどまっている。
ラインアップは、128GバイトのSSDを搭載する上位2モデルと、250GバイトのHDDを搭載する下位2モデルの計4モデルで、WiMAXモジュールを内蔵する「RX2/T9KM」が28万円前後、重量858グラムと最も軽量な「RX2/T9K」が27万円台半ば、HDD搭載モデルのうちMicrosoft Office Personal 2007が付属する「RX2/T8K」が24万円前後、最下位モデルの「RX2/T7K」が21万円台半ばで販売される見込み。発売日は11月下旬の予定だ。
12.1型ワイド液晶(1280×800ドット)を搭載し、Core 2 Duo SU9400(動作クロック1.4GHz)+Intel GS45 Expressチップセットを組み合わせた基本システムを踏襲、メモリが4Gバイト(2Gバイト+2Gバイト)と従来モデルから強化されたほかは、DVDスーパーマルチドライブをはじめ、PCカードスロット、SD/SDHCメモリカードスロット、USB 2.0×3(うち1つはeSATA共用)、アナログRGBといったインタフェース回りも共通だ。
本体サイズは、約283.0(幅)×215.8(奥行)×19.5〜25.5(高さ)ミリ。バッテリー駆動時間は搭載バッテリー(バッテリーパック32A/バッテリーパック63A)に応じて約6.5時間〜約14時間まで、重量は858グラム〜1090グラムとなっている。なお、OSには32ビット版のWindows 7 Professionalがプリインストールされる。
dynabook/QosmioノートPC店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
dynabook SS RX | RX2/T9KM | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) | 4096MB(DDR3) | 128GB SSD | 32ビット版Windows 7 Professional | 28万円前後 |
RX2/T9K | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) | 4096MB(DDR3) | 128GB SSD | 32ビット版Windows 7 Professional | 27万円台半ば | |
RX2/T8K | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) | 4096MB(DDR3) | 250GB | 32ビット版Windows 7 Professional | 24万円前後 | |
RX2/T7K | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) | 4096MB(DDR3) | 250GB | 32ビット版Windows 7 Professional | 21万円台半ば | |
dynabook/QosmioノートPC店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
dynabook SS RX | RX2/T9KM | 12.1型ワイド | 1280×800 | Intel GS45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約1.013キロ |
RX2/T9K | 12.1型ワイド | 1280×800 | Intel GS45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約0.858キロ | |
RX2/T8K | 12.1型ワイド | 1280×800 | Intel GS45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約1.09キロ | |
RX2/T7K | 12.1型ワイド | 1280×800 | Intel GS45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約1.09キロ | |
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