ストレージ関連は、長らく安定して新製品が投入されている。先週はキングストンテクノロジーから、東芝製コントローラーを搭載した30GバイトSSD「SNV125-S2/30GB」が登場した。価格は1万円前後だ。
SNV125-S2/30GBは2.5インチサイズのSSDで、リード時最大180Mバイト/秒、ライト時最大50Mバイト/秒となる。パソコンショップ・アークは「同シリーズでもリード200Mバイト/秒の64Gバイトや128Gバイトモデルより遅いですが、信頼性の高い東芝製コントローラーを採用して安いということもあり、需要がありそうです。ノートPCのブートドライブの換装用などで売れるでしょう」と話していた。
ノートPCの換装用としては、エイサーのAspireシリーズに対応するというSuper Talent製の小型SSDもTSUKUMO eX.に入荷していた。32Gバイトの「FEM32GF13M」が1万480円、16Gバイトの「FEM16GF13M」が6480円。ともにZIFコネクタで接続するIDEタイプとなる。同店は「NetbookやモバイルノートPC向けのSSDは最近出ていなかったので、欲しい人はいるでしょう。Aspire以外の対応は不明です」と語る。
また、複数のショップに、新しい3.5インチHDD用のラックが並んでいた。センチュリーの「裸族の長屋 CRNY35-BK」で、価格は1000円弱。内蔵HDDを最大6基並べられるスチール製のラックだ。ツートップ秋葉原本店は「HDDの低価格化が長らく続き、複数台のHDDを余らせている人がけっこういます。そのまま押し入れに入れるとこやしになるだけですが、机上に並ばせておけば何かしら有効活用しますからね。並べたまま外付けHDDとして使えますし、eSATA接続ならRAIDを組んでバックアップもとれます。1000円弱の価格ながら、意外と貢献度は高いかもしれません」とプッシュしていた。
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