そのほかのジャンルでは、先週半ば、PCI Express x1接続のキャプチャカード「DC-HA1」が複数のショップに入荷していた。価格は1万4000円弱。HDMIやコンポーネント、Sビデオ、コンポジット映像入力が可能なカードで、一部のショップは「人柱求む!」や「アレなカード?」といった意味深なPOPを添えている。
フェイス秋葉原本店は「基板にDM626と書かれていまして、詳細は触れませんが、一部のユーザーに熱烈な支持を得る可能性があります。HDMI入力対応のキャプチャカードとしては割安ですし……」と言葉少なに語った。
PCケースでは、マザーボードの背面側を上向きに固定するシルバーストーンの変則的なモデル「SST-RV02B-EW」が店頭に並んだ。昨年8月に登場した「SST-RV02B-W」の後継モデルで、底面に並べた3基の18センチファンが指向性の高いタイプに変更されているのが特徴だ。価格は2万2000円弱。
クレバリー1号店は「シャドウベイのうち1基がホットスワップに対応しているなど、ドライブの付け替えにも便利なケースです。ケース全体で空気が滞らないので、熱だまりの解消に苦労している人にはいいかもしれません」と話していた。
最後は日立の2.5インチHDD「Travelstar 5K750」シリーズだ。750Gバイトの「HTS547575A9E384」と640Gバイトの「HTS547564A9E384」が店頭に並んでおり、価格は順に8500円以下と6000円以下。ともに8Mバイトのバッファを備えるSATA 2.0対応モデルで、回転数は5400rpm。Windows Vista/7向きの「Advanced Format」で出荷されているのがポイントだ。
ツートップ秋葉原本店は「Advanced Formatはウエスタンデジタルでも採用モデルがありますが、そのままではWindows XPに不向き。ただ、日立はXP以前のOSで使うための設定ツールをまだ用意していないようなので、とりあえず最新のOSで使う人向きと捉えてもらえればと思います。RAIDなどで2Tバイトを超える大容量ボリュームを作るときはこのフォーマットの威力を発揮しますから、今後も各社で増えていくでしょうね」とコメントしていた。
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