第2世代Coreに完全移行、テレビなしモデルも用意した16型クラスノート――「VAIO F」:2011年PC夏モデル

» 2011年06月07日 10時00分 公開
[ITmedia]

下位モデルはフルモデルチェンジ、テレビチューナーがない機種も

photo テレビなしのハイスペックモデル「VPCF227FJ/B」

 16型クラスのAVノートPC「VAIO F」は、店頭販売向けの2011年夏モデルとして3機種用意する。

 最上位モデルは、3D立体視対応の16型フルHD液晶と2機の地上デジタルテレビチューナーを搭載した「VPCF229FJ/BI」だ。2011年3月に発売された“VAIOシリーズ初”の3D立体視対応モデル「VPCF219FJ/BI」の後継機種となる。

 16.4型ワイド液晶の下位モデルは、画面解像度やGPUなどスペックに差のある2機種を用意する。ミドルレンジのモデル「VPCF227FJ/B」は1920×1080ドットのフルHDに対応し、3D立体視に非対応であることや、地上デジタルチューナーを搭載していないこと以外は、最上位機と同様の基本スペックだ。ただし、3モデルの中で唯一Adobe Premiere Elements 9やAdobe Photoshop Elements 9、Adobe Photoshop Lightroom 3といった画像/映像編集のソフトがプリインストールされている。エントリーモデルの「VPCF226FJ/S」は解像度が1600×900ドットで、メモリやHDD容量などもVPCF227FJ/Bに比べて抑えられているが、地上デジタルチューナーを2基内蔵する。

 実売価格はVPCF229FJ/BIが25万円前後、VPCF227FJ/Bが22万円前後、VPCF226FJ/Sが17万円前後と予想される。いずれも2011年6月11日に発売予定だ。

 今回のモデルチェンジでは、3D非対応の下位2モデルの性能面に大幅な向上が見られる。VPCF227FJ/Bは“Sandy Bridge”世代のCore i7-2630QM(2.0GHz/最大2.9GHz)を搭載し、HDD容量が640Gバイトから750Gバイトに、メモリは4Gバイトから8Gバイト、GPUはGeForce GT 425MからGeForce GT 540Mに強化した。下位機のVPCF226FJ/SもCPUに同世代のCore i5-2410M(2.3GHz/最大2.9GHz)を搭載し、HDDの容量は500Gバイトから640Gバイトに、GPUはGeForce 310MからGeForce 520Mとなるなど性能向上を果たしている。いずれも光学ドライブはBlu-ray Discドライブを搭載する。

photo 新色のシルバーを採用したエントリーモデル「VPCF226FJ/S」

 ボディデザインも一新し、最上位機のVPCF229FJ/BIと同様のデザインとなった。インタフェース類も同様で、USB 3.0×2、USB 2.0×1、4ピンのIEEE1394、3D対応のHDMI出力、D-Sub出力、ヘッドフォン/光デジタル音声出力兼用、マイク入力、メモリースティック PRO-HGデュオ/SDXC対応SDメモリーカード共用スロット、Exmor CMOSセンサーによる有効画素数約131万画素のWebカメラを備える。

 バッテリー駆動時間は、標準で約4時間(VPCF226FJ/Sは約4.5時間)、オプションのLバッテリー装着時で約6.5時間だ。本体サイズは、398.5(幅)×271.5(奥行き)×33.1〜43.1(高さ)ミリ、重量は約3.1キロ。OSは64ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)で、オフィススイートはOffice Home and Business 2010を備える。下位機のVPCF226FJには、新色としてシルバーが採用された。

3D立体視対応モデル「VPCF229FJ/BI」は基本スペックを強化

photo 3D立体視対応の最上位モデル「VPCF229FJ/BI」

 3D立体視対応の最上位モデル「VPCF229FJ/BI」は、基本スペックをわずかに強化しただけのマイナーチェンジとなった。HDDの容量が640Gバイトから750Gバイトに、メモリが4Gバイトから8Gバイトへと増量したが、そのほかの基本スペックやデザインは春モデルからの変化はない。本体サイズは、398.5(幅)×271.5(奥行き)×35〜45(高さ)ミリ、重量は約3.2キロだ。オフィススイートはOffice Home and Business 2010が、OSは64ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)がプリインストールされている。バッテリー駆動時間は標準で約2.5時間、オプションのLバッテリー装着時で約4時間となる。

 購入時に仕様が選べるソニーストア直販のVAIOオーナーメードモデルでは、4コア/8スレッド対応のCore i7-2820QM(2.3GHz/最大3.4GHz)や512GバイトSSD、64ビット版Windows 7のエディション、Adobe Creative Suite 5 Production Premiumなどが用意されている。直販価格は9万9800円からだ。

 また、テレビ視聴アプリの「Giga Pocket Digital」はDTCP-IPサーバに対応し、DTCP-IP対応機器にデジタル放送の録画データを転送することが可能だ。録画番組に付加される店舗/商品情報を番組再生中に表示する「情報ウィンドウ」にも新たに対応した。


VAIO F店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
VAIO F VPCF229FJ/BI (ブラック) 2スピンドル HDD強化 Core i7-2630QM (2.0GHz/最大2.9GHz) 8GB (DDR3) 750GB 64ビット版7 Home Premium (SP1) 25万円前後
VPCF227FJ/B (ブラック) 2スピンドル フルモデルチェンジ、テレビなし Core i7-2630QM (2.0GHz/最大2.9GHz) 8GB (DDR3) 750GB 64ビット版7 Home Premium (SP1) 22万円前後
VPCF226FJ/S (シルバー) 2スピンドル フルモデルチェンジ Core i5-2410M (2.3GHz/最大2.9GHz) 4GB (DDR3) 640GB 64ビット版7 Home Premium (SP1) 17万円前後
VAIO F店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV/オフィス 重量
VAIO F VPCF229FJ/BI (ブラック) 16型ワイド(3D対応) 1920×1080 Intel HM65 Blu-ray Disc GeForce GT 540M 地デジ×2/Office Home and Business 2010 約3.2キロ
VPCF227FJ/B (ブラック) 16.4型ワイド 1920×1080 Intel HM65 Blu-ray Disc GeForce GT 540M −/Office Home and Business 2010 約3.1キロ
VPCF226FJ/S (シルバー) 16.4型ワイド 1600×900 Intel HM65 Blu-ray Disc GeForce 520M 地デジ×2/Office Home and Business 2010 約3.1キロ

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