「久々の瞬殺っすね」――8コアのAMD FXがようやくデビュー!古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

» 2011年11月07日 10時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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「比較的買いやすいのは500ギガと3テラ……そして2.5インチですかね」――先週のHDD動向

ツートップ秋葉原本店のHDD価格表

 タイ洪水によるHDDの価格上昇と供給不足は長期化と深刻化が続いている。先週は、2TバイトHDDが1万5000円近くまで高騰し、1万円超えする1Tバイトモデルも多数みられた。しかし、モノ自体がほとんど出回っていないため、「どうせ買えない、またはいまは買わない、製品という認識が広がっているので、値上がりのインパクトに慣れた人は、もう1〜2Tバイト辺りの価格自体あまり気にしていない感じですね」(クレバリー1号店)と、早くも“いち風景”として溶け込んでいる感も出ている様子だ。

 先週末時点で入手しやすいHDDは、フェイス秋葉原本店によると「比較的在庫があるのは500Gバイト以下のモデルと……意外に3Tバイトモデルが残っています。2万円近くになっていますし、フォーマットの関係で手を出しづらいこともあり、少し敬遠されているのかもしれませんね」という。

 一方で、2.5インチHDDとの在庫差が目立ってきたと語るショップも複数あった。某ショップは「2.5インチHDDは工場が別の場所にある場合が多いようです。それでも品薄傾向ですが、近々に数100Gバイトや数1Tバイトの容量を確保したいなら、現実的な選択になると思います」と話していた。

 ちなみに、SSDやBD-Rドライブなどへの代替需要は、まだほとんど起きていないようだ。パソコンハウス東映は「個人用途だと、HDDを早く買わないとマズいみたいな状況はそうそうないでしょう。SSDと比べると容量単価が違いますし、『高くて買いづらいなら、また今度でいいや』という人が多いと思います。我々としたら、SSDやBD-Rドライブに興味を持ってもらう方向がありがたいですけどね」と語る。

PD DIY SHOP FreeTは、多くのHDDの価格を「時価」と表記していた(写真=左)。パソコンハウス東映の価格表。張り札ではなく、価格表を印刷する時点で「SOLD OUT」と記載しているモデルが多かった(写真=右)

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