組み立てが無事に終わると、昼食の休憩を挟んで工場見学や体験イベントを経て箱詰め作業が待っている。もちろん、その間にも工場の先生たちは参加者が組み立てたLet's noteの最終確認に余念がない。
閉校式を前に、ロボピーや博士が参加者一人一人にインタビューするコーナーがあり、一番大変だったのはケーブルの取り回し、パソコンを作ることができてよかったという声が多かった。
最後の包装工程が終わると、閉校式が開かれて約6時間に及んだ組み立て工房が幕を閉じる。モダンスタンバイに対応した最新のノートPCを手にした参加者は、やはりうれしそうだ(このうち、何台が保護者用のPCとなるのだろうか)。保護者だけでなく、工房を作り上げた工場メンバーのホッとした笑顔がまぶしい。
2020年は、ついに20回目(20周年)を迎える「手づくりレッツノート工房」。この神戸工場も30周年を迎える記念イヤーだけに、どのような幕が切って落とされるのか。今から楽しみだ。
そして無事に完成した“アイティメディアモデル”は、神戸工場内で使われるという。PC USERのロゴシールを持って行けば良かったと思ったが、既に後の祭りであった。
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