オリンパスブースは「E-620」などE-System中心の展示。E-620はもちろんのこと、E-3やE-520などにさまざまな交換レンズが装着されており、ボディのみならずレンズの写りも楽しめる。ブース内にはなんとアイススケートリンク「E-RINK」が設けられており、浅田舞さんらの滑りをE-620とE-3で撮影できる。
タフネスデジカメ「μ-TOUGH」のコーナーには、実際にカメラを落とす(!)ことができるという衝撃的な展示も行われている。なお、昨年9月に開発発表が行われたマイクロフォーサーズ機については「夏発売予定」の案内がなされている。
カシオ計算機ブースには2つのステージが用意されており、「ダイナミックフォト」「ハイスピードムービー」の解説が行われている。ダイナミックフォトのステージでは来場者の参加が可能。ハイスピードムービーのステージでは、空手全日本無差別級王者の小林由佳さんとM-1女子初代ミニフライ級チャンピオンの岡田敦子さんという2人のスピード感あふれるアクションを撮影できる。
シグマブースには正式発表されたものの発売日が未確定だったコンパクトデジタルカメラ「DP2」が実際に触れることのできるかたちで展示されている。同社によれば、4月に発売することがほぼ決定したという。
DP2は既に販売されている「DP1」と同じく有効約1400万画素CMOSセンサー“FOVEON X3”を搭載しており、これに35ミリ換算41ミリとなる24.2ミリ F2.8の単焦点レンズを組み合わせる。DP1は同28ミリ/F4のレンズなので、「広角域の DP1」「標準域のDP2」という使い分けが可能だ。なお、3月に開発表明が行われた同社デジタル一眼レフ最新機種「SD15」についてはケース内での参考展示にとどまっている。
ホワイトに続き、オリーブ色の限定カラーバリエーションモデルが販売されたペンタックスの「K-m」。販売はまだ開始されていないが、ブースをみる限り、同じく限定のカラーバリエーションモデルが登場したK20Dとともに来場者からは高い関心が寄せられていた。同社ではカラーバリエーションなどの展開について、「手にする・所有する喜びや楽しさはまだまだ追求する余地がある」としており、今後もこうした“楽しい”製品の数は増えそうだ。
富士フイルムブースでは2月に販売開始された、新型撮像素子搭載のコンパクトデジタルカメラ「FinePix F200EXR」を始め、デジタルフォトフレームやインスタントカメラ「チェキ」、業務向けプリントソリューションなども展示する。
今年中の製品化を掲げる裸眼立体視デジカメ「3Dデジタルカメラ」も撮影可能な状態で展示されており、撮影した被写体がカメラ本体の液晶で浮かび上がるように見えるのを確認することができる。
会場にはカメラ本体だけではなく、レンズや三脚といったアクセサリーから、プリンタやディスプレイといったデジタルイメージング全般に関連する製品/サービスが多数展示されている。「フォトイメージングエキスポ 2009」の開催期間は3月26日より29日までで、会場は東京ビッグサイト。入場料は一般1000円だが、事前登録を行うことで無料となる。開催時間は10〜17時まで。
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