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» 2012年06月06日 19時39分 UPDATE

「MediaPad 10 FHD」のイー・モバイル版――写真と動画で見る「GT01」 (1/2)

イー・モバイルの新型Wi-Fiタブレット「GT01」は、クアッドコアCPUやワイドUXGAディスプレイなど高いスペックが目を引く。Huaweiが発表したグローバルモデル「MediaPad 10 FHD」がベースになっているが、イー・モバイル向けのカスタマイズはあるのだろうか。

[田中聡,ITmedia]

 イー・アクセスが6月6日に発表したHuawei製のタブレット「GT01」は、Android 4.0を搭載したWi-Fiモデル。1.5GHz駆動のクアッドコアCPUや、10.1インチのワイドUXGA(1920×1200ピクセル)液晶を搭載するなど、高いスペックを特長としている。型番「GT」の「T」は「Tablet」を意味する。発売は8月以降の予定。価格は未定だが、「Pocket WiFi LTE(GL04P)とのセット販売で(GT01単体よりも)割安で購入できる施策を検討している」(説明員)とのこと。

photophoto イー・モバイルのHuawei製タブレット「GT01」。表面に物理キーは備えていない
photo GT01の主な特徴

 GT01は、HuaweiがMobile World Congress 2012で2月27日に発表した「MediaPad 10 FHD」がベースとなっており、MediaPad 10 FHDはHuaweiがこれまで発売してきた「S7」「S7 Slim」「MediaPad」に次ぐ4世代目のタブレットだ。6日に展示されていた試作機の外観とソフトウェアは「海外版ほぼそのまま」(説明員)だったが、発売までに変更される可能性があるという。6日時点ではサイズと連続使用時間も公表されておらず、これらは「現在測定中」(説明員)とのこと。

 2月27日発表時点でのMediaPad 10 FHDは厚さが8.8ミリ、重さが598グラムだったが、GT01の重さは589グラム。10インチクラスのタブレットは大きくて重いイメージがあるが、GTO1は思いのほか軽いと感じた。同じく10.1インチ液晶を搭載する「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」は約700グラムなので、GT01の方が100グラム以上軽い。約565グラムの「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」より少し重い程度だ。厚さも約8.6ミリのSC-01Dとほぼ変わらない。バッテリーは内蔵型のため、取り外して交換はできない。バッテリー容量は6400mAh。展示機の内部ストレージを確認したところ、合計容量は12.83Gバイトだった。

photophoto 片手でも何とか持てる。ロック解除画面にはギャラリー、メール、カメラを呼び出せるショートカットが設定されている(写真=左)。アルミ合金の軽量ボディが特長だ(写真=右)
photophoto 「Pocket WiFi LTE(GL04P)」とのセットでの利用を訴求する
photo 「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」(上)よりもやや大きい(写真=右)

photo 厚さ約12.9ミリのMOTOROLA XOOMよりも薄い

photophoto 電源キーやイヤフォンジャックのある左右側面
photophoto こちらは上下の側面
photo 有効約800万画素のCMOSカメラを備える

photophotophoto OSバージョンは「Android 4.0.4」(写真=左)。展示機の内蔵ストレージは計12.83Gバイトだった(写真=中)。最大32GバイトのmicroSDHCやUSBストレージも使用できる(写真=右)

 チップセットは、Huaweiと関連の深い中国のHiSilicon Technologies(ハイシリコン)製の「K3V2」を搭載しており、クアッドコアCPUをウリにしているHuawei製スマートフォン「Ascend D quad」向けのものと同じ製品となる。イー・アクセスの調べによると、GT01は従来同等製品と比較して50%の省電力、CPUは約3倍の性能、GPUは約1.5倍の性能を実現しているという。Mobile World Congress 2012では、同じくクアッドコアCPUを持つ「Tegra 3」と比べ、「ベンチマークではCPUが35%、GPUが約2倍高いスコアを出した」(Huawei)との説明もあった。3Dゲームや高精細な動画を長時間再生するといったシーンでその実力を発揮しそうだ。

photophoto クアッドコアCPU、16コアGPUを持つプロセッサー「K3V2」を搭載
photophoto K3V2は、他社製品よりも高いパフォーマンスを発揮するという(写真=左)。高速のグラフィックエンジンも備える(写真=右)

 1920×1200ピクセル表示対応のワイドUXGA液晶も特筆すべきスペックだ。「新しいiPad」の2048×1536ピクセルには劣るが、Androidタブレットでは最高クラスの解像度だろう。ASUSのTransformer 700シリーズの新型タブレットも1920×1200ピクセル対応のディスプレイを搭載しているが、国内向けモデルではGT01が初だ。IPS液晶なので視野角の広さも期待される。Dolby Mobile 3.0 Plusのサラウンド再生とあわせ、リッチなマルチメディアコンテンツを高画質・高音質で楽しめそうだ。

photophoto 高精細な静止画や動画を楽しめる
photophoto 高精細なワイドUXGA液晶(写真=左)。1920×1080ピクセルの動画再生やHDMI出力なども可能(写真=右)
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