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» 2012年11月22日 14時04分 UPDATE

ドコモ/au版「Optimus G」を比較する(後編)――通信速度やバッテリーの持ちはどう? (1/2)

LGエレクトロニクスが日本市場に投入した「Optimus G L-01E」と「Optimus G LGL21」の違いに迫る特集。後編では、電話やメール機能、通信速度、バッテリーの持ちなどを調べた。

[Sho INOUE(K-MAX),ITmedia]

 LGエレクトロニクスがグローバル市場向けに投入したフラグシップスマートフォン「Optimus G」。日本市場ではNTTドコモ向け「Optimus G L-01E」とau向け「Optimus G LGL21」の2機種が発売されている。レビュー前編では、パッケージ・外観と、端末の初期設定について違いを見ていったが、後編では実際の利用シーンで気になる機能の違いを検証していく。

photo ドコモ向けの「Optimus G L-01E」(左)とau向けの「Optimus G LGL21」(右)

電話・メール機能を比較する

 Optimus Gは“スマートフォン”なので「電話」機能も重要だ。Androidスマートフォンでは、電話の発信(ダイヤラー)やアドレス帳)もアプリで実現している。L-01Eではドコモが提供するアプリを、LGL21ではLGが提供するアプリを利用する。

 L-01Eに搭載されているドコモのアプリは、ソーシャル連携が可能なことが特徴だ。ソーシャル連携機能は別途SNSアカウントとのひも付け設定が必要となる。ドコモ向けに提供されるAndroidスマートフォンは、機種によってはメーカー提供の電話・アドレス帳アプリと切り替えて使えるが、L-01Eではドコモ提供のアプリのみが用意されている。

 一方、LGL21に搭載されているLGのアドレス帳はかなりシンプルで、基本的な機能に徹している印象がある。ダイヤルキーの「*」キーを長押しするとマナーモードにできるのは従来のフィーチャーフォンと似ている。短縮ダイヤル機能も付いている。auでは、キャリアとしてこのようなアプリを用意していないため、LGL21を含めて全メーカーの端末でメーカー提供の電話・アドレス帳アプリを採用している。

photophotophotophotophoto L-01Eにプリインストールされている電話・アドレス帳アプリはドコモ提供のもの。アドレス帳アプリでは、Twitter、FacebookなどSNSとの連携機能が付いている
photophotophotophoto LGL21にプリインストールされている電話・アドレス帳アプリはLG提供のもの。短縮ダイアル機能も備えている(出荷時は1キーに留守番電話サービスが登録されている)

 キャリアの電話関連サービスは、ともに「通話設定」から行える。通話設定はダイアラーでメニューボタンを押して「通話設定」を選ぶか、本体設定の「通話設定」を選べばよい。設定の階層はL-01EとLGL21で異なるが、おおむね同じ設定が行える。なお、国内メーカー製スマートフォンの多くで搭載されている「伝言メモ」(簡易留守番電話)機能は搭載されていない。留守番電話機能を利用する場合は、両キャリアともに有料の留守番電話サービス(ドコモは「留守番電話」、auは「auお留守番サービスEX」)に加入する必要がある。

photophotophotophoto L-01Eの電話設定(写真=左端、左中)と、LGL21の電話設定(写真=右中、右端)。L-01Eの方がやや階層が深い

メールアプリを比較する

 両者ともに、Android 4.0の標準機能としてGmailアプリがプリインストールされているが、それ以外のメールまわりのプリインストールアプリは異なる面がある。

 L-01Eでは、メーカーが用意した「Eメール」のアプリがプリインストールされており、Microsoft Exchangeやmopera(ドコモのインターネット接続サービス)などの電子メールアカウントを利用できる。筆者は手持ちのHotmailアカウントでセットアップしてみたが、オンラインで自動的に設定を取得し、すぐに送受信できるようになった。世界的に著名なメールサービスであれば、送受信サーバの設定は自動的に取得してくれる。自動設定に対応していない場合は手動で設定することになる。Gmail以外の電子メールを利用している場合は重宝しそうだ。L-01Eでは、SMSもメーカーアプリを利用して送受信する。キャリアメールである「spモードメール」は、初期設定ではインストールされておらず、ダウンロードするためのショートカットが用意されている。このショートカットはアンインストールも可能だ。

photophotophotophoto L-01Eにプリインストールされている「Eメール」アプリ。Microsoft Exchangeやmoperaなどの各種Eメールサービスに対応している。Hotmailの場合は、メールアドレスとパスワードを入力すると、設定を自動取得して比較的すぐに送受信できるようになる。設定を自動取得できない場合は、手動でサーバ設定をすればよい
photophoto L-01EはSMS送受信もメーカーのアプリを利用する(写真=左)。spモードメールはインストール案内へのショートカットが用意されている。案内サイト経由でdマーケットアプリを利用してダウンロードする。これは他メーカーの機種でも同様だ(写真=右)

 一方、LGL21ではauが用意した「Eメール」と「SMS」アプリがプリインストールされている。前者は、L-01Eとは役割が異なり、キャリアメール(ezweb.ne.jp)を送受信するためのアプリであって、Gmail以外の電子メールを送受信するためには別途メーラーアプリを用意する必要がある。また、システムアプリ扱いとなっているため、削除もできない。

photophoto LGL21ではauの「Eメール」と「SMS」アプリをがプリインストールされている。各メーカー共通のものだ
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