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» 2013年05月21日 15時34分 UPDATE

荻窪圭のiPhoneカメラ講座:第13回 上手な自分撮りをするために

さすがにやらんわーという声もあるであろうインカメラでの自分撮りだけど、ちょっとしたコツで自分の顔が見違える。ひとに教えてあげる機会があるかもしれないしね。

[荻窪圭,ITmedia]

 iPhoneのカメラ機能についてはかなり使ってる方なんだけど(まあ、ほとんど使わないのにこんな連載書いてたらアレだし)、ひとつだけ普段使わないカメラ機能がある。インカメラである。

 だってさすがにこの歳になって自分撮りはしないもの。自分撮りなんてしたら、見たくないものを無理矢理見ることになりそうだし。というわけで自分撮りの話ですが、20代女子に代わりに自分撮りしてもらったわけである。

photo

 iPhoneには2つカメラがついている。ひとつが普段撮影に使うカメラでこちらは800万画素でオートフォーカス(AF)つき。もうひとつがディスプレイ右上についてるカメラ。アップルはFaceTimeカメラと呼んでいるが、いわゆるインカメラだ。

 こちらは130万画素でフォーカスは固定。もともとFaceTime(iPhone同士やiPhoneとMacで行う、ネットを通したビデオ通話機能のこと)用を想定しており、フォーカスは顔の距離に固定されているので自分撮りの際、ピントを気にする必要はない。つまり自分撮り用カメラである。

 画質的には背面の800万画素AF付の方が高く、ディテールをちゃんと見ると画素数の差以上の違いはあるしインカメラの方は高感度に弱いから、ちゃんと撮りたいときは背面カメラがいいけど、気軽に自分撮りするならインカメラに勝るものはない。

 画面右上にあるカメラがくるっと回ってるようなアイコンをタップすると、カメラが切り替わる。つい触っちゃっていきなり自分の顔が映ってびっくりする経験はたぶんみんなしてるはず。

photo 右上のアイコンをタップするとカメラが切り替わる

 自分撮り用なのでインカメラ時は自動的に左右反転して「鏡像」表示になるが、撮影した写真は左右が正しく写っているので気にしなくていい。鏡に向かって自分撮りするような感じだと思えば問題ないかと思う。

photo 服の合わせを見ると、スクリーンショットの写真とは違ってちゃんと左前になってるのが分かる(初出時、誤った記載がありましたので訂正致しました。2013/5/23追記)

 で、彼女は普段自分撮りなんてしないというので、「適当に撮ってみて」と渡したのが上の写真。よく見るとカメラの方を見てない。ちょっと下を見てる。

 理由は簡単、撮る瞬間、「画面に映ってる自分の顔」を見てるから。撮る瞬間は画面ではなくその上にあるカメラのレンズを見るのが基本。

photo ではレンズを見てもう一回

 鏡を使って自分撮りすることもあるだろうけど(背面のカメラを使えるのでクオリティ的にはいい)、そのときは「鏡の中のiPhoneのレンズ」を見て撮ること。

 そうするとカメラ目線になる。

photo 鏡に映る自分の顔を見ながら撮るとこうなる
photo iPhoneの画面を見ながら撮るとこうなる
photo 鏡に映ってるレンズを見ながら撮るとカメラ目線になる

 あとはまあ目線をわざと外してみたり、角度を変えてみたり、顔への光の当たり方や角度を自分で調整して撮る。そればかりは人によって好みが違うし、左からと右からでは写りが変わるのでどっちが自分の好みかで判断だ。

 iPhoneを低い位置で持つか高い位置で持つかでも雰囲気は変わる。一般的にはちょっと見下ろす感じで撮った方がかわいく撮れるし、あまり下から撮ると鼻の穴が目立ったりちょっとエラそうに見えたりするけど、その辺は自分をどう見せたいか、あれこれ試しつつマイベストアングルを見つけてくださいませ。

 ただ室内で撮るときは、上に照明があるので下から撮るとそれがカブりやすいので、ちょっと上から撮る方がいい。

photo 下から撮ってみた
photo 上から撮ってみた

 片手でiPhoneを持ち、もう片方で撮るとなると両手が必要で、それだとポーズに制約ができちゃう。iPhoneの標準カメラにはセルフタイマーはついてないし。それを防ぐには、たとえば、iPhoneの「音量アップボタン」を押して撮る、という手がある。iPhoneのカメラは音量アップボタンがそのままシャッターにもなるので、そうすれば片手で撮影可能だ。

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 上の例は手首がつらいことになってるけど、そこはもう自分でボタンを押しやすいように持って撮るべし。

 自分撮りしやすいカメラアプリを別途用意するのも手だ。

 たいていのカメラアプリは「セルフタイマー」機能を持ってるからそれを使えばいい。今回はそれだと面白くないので「声シャッター」(170円)というアプリを試してみた。音声でシャッターを切れるので、これなら片手は持つだけでいい。

 シャッターに使う音声も自分で登録できるので、いいやすい言葉に変更もできる。言いやすい言葉に変えていいよといったら「かにー」とセットしてくださいました。なぜ「かにー」なのかは謎です。

photo 画面に表示されている言葉をいうと、シャッターが切れる

 騒音の多い場所(屋外とか)だとなかなか認識してくれないけど、大きな声で発生するか、室内ならけっこう使える。

photo 「かにー」で撮影した写真

 まあそんな感じで、自分撮りを楽しんでくださいませ。

今日の小技:撮ったらアップする前にお化粧を

 顔を加工(というかお化粧だ)する専門のアプリというのが世の中にはあって、いざとなったらそれを使うのがいい。撮ったままを見せる必要なんてないのである(たぶん)。

 その手のアプリはたくさんあるが、たとえば「Beauty Plus」(170円)。自分撮り機能も持ってるので最初からそれで撮っちゃえば話も早い。

photo

 で、美肌機能やニキビ消し、デカ目などその手の機能がそろっていて、でもいわゆるプリクラ系アプリほど極端な加工はしないのがポイントかと。

photo これが元の写真
photo あれこれ補正中
photo 美肌した結果

 リアルな自分じゃなくて、見せたい自分を作るってのが大事、ってことですな。有料アプリだけど、自分をよく見せるためなら170円くらい払いましょうってことで。

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