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» 2013年12月19日 19時57分 UPDATE

「Xperia Z1」の“ここ”が知りたい 第6回:ディスプレイの画質はどう? フルセグやVideo Unlimitedの使い勝手は?――Xperia Z1

5インチのフルHDに、高画質化エンジン「X-Reality for mobile」を搭載したXperia Z1。フルセグにも対応しており、ソニーだからこそ高画質な映像が見られるはず! と期待している人も多いのではないだろうか。今回はマルチメディア機能と卓上ホルダの使い勝手をチェックした。

[小林誠,ITmedia]
photophotophoto 「Xperia Z1 SO-01F」(写真=左)と「Xperia Z1 SOL23」(写真=中、右)。ボディカラーは2機種ともパープル、ホワイト、ブラック

質問:Xperia Z1はZよりも映像がキレイ?

photo Xperia Z1の高画質を楽しみたいのなら、画面設定の「X-Reality for mobile」を有効にしよう

 Xperia Z1は、写真や映像を鮮やかに表示する、新しい高画質エンジン「X-Reality for mobile」を搭載している。ソニーの超解像エンジン「X-Reality PRO」のモバイル版で、Xperia ZやXperia Aの「モバイルブラビアエンジン2」から進化している。Z1では画面設定の「X-Reality for mobile」を有効にしておこう。さらに、Z1は広色域が特徴の「トリルミナスディスプレイ for mobile」も搭載している。

 高画質エンジンとディスプレイが変わったことで、従来の機種と見比べてみると、はっきりと違いを感じる。まず背景が細かくクッキリ描写される。これまでは、つぶれていた木の葉は一枚一枚分かるようになり、テーブルの上にあるモノなら、これまで気付かなかったシワや傷にも気付いてしまうほど。

 画質も本来の色に近付いた印象で、特に黒や白で気付く。見比べるとXperia Zは紫っぽかったり、赤みがかっていたりすることが多い。青空を映しているとXperia Zが濃くキレイに見えたりもするが、これはむしろコントラストが強すぎるのだと気付かされる。また、Z1では見えない影の部分がZではハッキリ見えることがある。鮮明に見えた方がいいという意見もあるだろうが、Z1の方が、本来の色を表現できているといえる。

photo Xperia Z(左)とXperia Z1(右)で同じ写真を表示して並べてみた。画面輝度は最大にした。Xperia Zのディスプレイの方がコントラストが高めで、やや色がきつめ。Xperia Z1の方が自然な印象だ
photo こちらはYouTubeのHD動画を再生したもの。Xperia Z1(右)の方が、明るくクッキリ描写できている

質問:フルセグの使い勝手は?

 もう1つXperia Z1になって追加された機能が「フルセグ」だ。ワンセグと、ドコモのZ1ならNOTTVにも対応し、3つの機能とも同梱の「テレビ・モバキャスアンテナケーブル」を使う。アンテナが内蔵されていたXperia Aと比べると、ちょっと手間がかかる。

photophoto 付属のアンテナケーブルを接続すると、ワンセグ、フルセグ、NOTTVが視聴可能になる

 フルセグとワンセグは受信状況によって自動的に切り替わるが、どちらかに固定することもできる。当然ながらフルセグのほうが圧倒的にキレイだ。5インチのディスプレイではワンセグの粗さが目立ってしまう。

 ただしフルセグはワンセグよりも受信しにくく、特に室内ではワンセグを全局受信できるのに、フルセグでは全然ダメ、かろうじて1局というケースが筆者の地域(横浜)では目立つ。また、Xperia Z1ではフルセグの録画には対応しておらず、ワンセグでしか録画できないので注意したい。

photophoto Xperia Z1で表示したワンセグの番組。天気予報の県名、気温がにじんでいる。Xperiaに限らず、5インチの画面サイズで見ると、かなり映像が粗い(写真=左)こちらはXperia Z1のフルセグ。文字がちゃんと読めるようになり、滑らかに表示されている。色も明るくなっている(写真=右)

質問:Xperiaならではの動画サービスや機能はある?

 Xperia Z1は、Xperiaシリーズでおなじみの動画配信サービス「Video Unlimited」がプリインストールしている。Music Unlimitedと違って見放題のサービスではなく、作品ごとに課金があるものの、特典映像など一部には無料で楽しめる動画もある。Sony Entertainment Networkアカウントを持っている人は、無料動画を試して見てみるといいだろう。

 また、作品には買い切りの「セル」と「レンタル」を選べる場合もある。「レンタル」の場合は視聴期間(購入後30日、再生開始後48時間)があるものの、料金が安いのでオススメだ。「セル」の場合は、動画をダウンロードして、いつでも好きなときに見ることができる。動画は「ムービー」アプリから再生する。

 この「ムービー」アプリにはnasneなどネットワークレコーダーとも連携する。同じく「TV SideView」アプリでも簡単に周囲の家電と連携してリモコンとして使える。

 映像関連のアプリとしては「Track ID TV」もある。楽曲を聴かせてどんな曲か判断する「TrackID」のテレビ版で、テレビ番組を聞かせると番組名か分かり、出演者などを表示する。

photophoto 「Video Unlimited」のトップページ。映画、アニメ、海外ドラマなどを配信している(写真=左)。作品にもよるが「セル」と「レンタル」で動画を入手。「セル」の価格は高いものの、DVDやBDを買うよりちょっと安い印象だ(写真=右)

質問:卓上ホルダの使い勝手は?

 映像を再生する際に便利なのが、横向きに端末を固定できる卓上ホルダ。Xperia Z1にも、卓上ホルダが付属している。マグネット式の充電端子を採用したことで、Xperia Z、Aの卓上ホルダよりもコンパクトになった。卓上ホルダにはアタッチメントが2種類あり、ジャケット(カバー)を装着したXperia Z1を卓上ホルダにセットしたい場合は、アタッチメントを付け替えればよい。ただし「純正卓上ホルダ対応」マークのついたジャケットのみ、アタッチメントに対応している。

 アタッチメントは卓上ホルダの横にくぼみがあり、そこを引っかけるようにして外す。しっかりはまっているようで、外すときはちょっと固い。

photophoto 小さくなった卓上ホルダ(写真=左)。Xperia Z1のマグネット端子に合わせると接続できる。適当にZ1をセットしてから横にスッとスライドさせて、カチャッと合えばOK(写真=右)
photophoto 2つのアタッチメントを用意。右側の窪みが大きいアタッチメントを使えば、カバーを装着したまま卓上ホルダにセットできる(写真=左)。Xperia Z(左)、Xperia Z1(中)、Xperia A(右)で卓上ホルダを上から見たところ(写真=右)

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