Huawei、8コア+指紋センサー付きの6型「Ascend Mate 7」、5.5型の「Ascend G7」を発表IFA 2014

» 2014年09月05日 10時24分 公開
[田中聡,ITmedia]

 Huaweiが9月4日(現地時間)、ドイツのベルリンで開催される「IFA 2014」に合わせて、スマートフォンの新製品「Ascend Mate 7」と「Ascend G7」を発表した。

 Ascend Mate 7は、厚さ7.9ミリのスリムな金属ボディに6型のフルHD(1080×1920ピクセル)ディスプレイを搭載したスマートフォン。カラーはムーンライトシルバー、オブシディアンブラック、アンバーゴールドの3色。ディスプレイのベゼルが2.9ミリという狭額縁設計により、83%の画面占有率を実現した。

photophoto 「Ascend Mate 7」

 プロセッサは1.8GHz駆動の4コア「A15」と、1.3GHz駆動の4コア「A7」から構成される計8コアの「Kirin 925」を採用。利用するアプリや機能によって駆動させるコアを変え、負荷の小さい動作時にA7を使うことで、最大で50%の節電ができるという。また、負荷の高い動作時にはA15を使用する。さらに、230MHz駆動の独立した1コアも備えている。バッテリー容量は4100mAhだ。

 背面には新たに指紋センサーを搭載。指をなぞるだけでロックを解除できるほか、ノーマルモードとゲストモードを認識させたり、アプリロックをかけたりもできる。カメラにはソニーの第4世代のCMOSセンサーを採用し、メインが1300万画素、インが500万画素となっている。1.2秒の高速スナップショットや、F2.0の明るい撮影が可能。LTEは下り最大300Mbpsの速度を実現するCategory 6をサポートする。

 Ascend Mate 7は、2014年第3四半期から中国、香港、イギリス、ドイツ、イタリア、フランス、スペインなどで順次発売される。

「Ascend Mate 7」の主な仕様
機種名 Ascend Mate 7
メーカー Huawei
OS Android 4.4
プロセッサ Hisilicon Kirin 925/1.8GHzクアッドコア+1.3GHzクアッドコア+230MHz 1コア
メインメモリ 2Gバイト
ストレージ 16Gバイト
ディスプレイ 約6型フルHD液晶
解像度 1080×1920ピクセル
バッテリー容量 4100mAh
メインカメラ 有効約1300万画素CMOS
インカメラ 有効約500万画素CMOS
ボディカラー ムーンライトシルバー、オブシディアンブラック、アンバーゴールド
サイズ 約81(幅)×157(高さ)×7.9(奥行き)ミリ
重量 約185グラム

 Ascend G7は、金属ボディに5.5型のHD(720×1280ピクセル)ディスプレイを搭載する「G」シリーズの最新製品。カラーはムーンライトシルバー、スペースグレイ、ホライゾンゴールドの3色。

photophoto 「Ascend G7」

 プロセッサにはQualcommの1.2GHz駆動のクアッドコアCPUを採用し、3000mAhのバッテリーを搭載。1.2日ほどヘビーに活用してもバッテリーが持つほか、24時間で10%の消費に抑えることもできるという。LTEは下り最大150Mbpsの通信に対応する。

 カメラはメインが1300万画素で、広角28ミリのレンズを採用。インが500万画素で、88度の広角撮影が可能。ボリュームキーを押してから1秒で撮影できる高速スナップショットや、パノラマ撮影、ビューティーモードも利用できる。

 Ascend G7は、2014年9月からドイツ、イタリア、スペイン、デンマーク、ハンガリー、オランダ、トルコ、ポーランド、ノルウェイ、南アフリカ、メキシコなどで順次発売される。

「Ascend G7」の主な仕様
機種名 Ascend G7
メーカー Huawei
OS Android 4.4
プロセッサ Qualcomm Snapdragon/1.2GHzクアッドコア
メインメモリ 2Gバイト
ストレージ 16Gバイト
ディスプレイ 約5.5型HD液晶
解像度 720×1280ピクセル
バッテリー容量 3000mAh
メインカメラ 有効約1300万画素CMOS
インカメラ 有効約500万画素CMOS
ボディカラー ムーンライトシルバー、スペースグレイ、ホライゾンゴールド
サイズ 約77.3(幅)×153.5(高さ)×7.6(奥行き)ミリ
重量 約165グラム

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