企業ユーザーの一番人気はAppleのiPhone 6──Good Technology調べ調査リポート

» 2015年05月12日 11時54分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 企業向けモバイル端末管理サービス(MDM)を手掛ける米Good Technologyは5月11日(現地時間)、2015年第1四半期(1〜3月)における企業でのモバイルOS別端末シェアの調査結果を報告した。

 同社は四半期ごとに調査リポートを発表している。この調査は、同社の189カ国の6200以上の顧客企業での端末のアクティベーション数に基づくもの。

 アクティベーションの総数は前年同期より28%増加した(具体的な件数は発表されていない)。

 米AppleのiOSが前年同期から1ポイントシェアを減らしたものの、72%と圧倒的だった。iPhone 6の発売以来、iOSは7割以上のシェアを維持している。米GoogleのAndroidは1ポイント増の26%、米MicrosoftのWindows Phoneは1%。この調査を開始してから初めて、Windows(SurfaceなどのタブレットのOSとして)が(SurfaceなどのタブレットのOSとして)登場。シェアは1%だった。Microsoftの次期OS「Windows 10」が“今夏”にリリースされれば、Windows PhoneとWindowsは統合されることになる。

 good 1 OS別シェアではiOSがダントツのトップ(資料:Good Technology)

 モデル別ではiPhone 6のアクティベーションが最も多く、26%を占めた。次は韓国Samsung ElectronicsのGALAXY S5。アクティベートされた端末のトップ30機種中28機種がAppleあるいはSamsung製だった。

 タブレットに限定すると、トップはやはりAppleでシェアは81%。こちらも圧倒的ではあるが、1年前の92%からは大きくシェアを落としている。AppleのiPadからシェアを奪ったのはAndroidタブレット(1ポイント増)とWindows(3ポイント増)だった。

 good 2 タブレットのOS別シェア(資料:Good Technology)

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