ハイクオリティーなタイトルの充実著しく、近年スマホはゲーム機としての役割も果たしています。キャリアのハイエンド端末なら問題は無さそうですが、格安スマホの場合、ゲームプレイに問題は無いかチェックする方法を紹介します。
一口に「スマホゲーム」といっても、簡易なグラフィックでシンプルなものから、高精細でハイクオリティーなものまで幅広い種類があります。格安スマホやSIMフリースマホではハイクオリティーなゲームのプレイはできないのでは?と心配する方もいると思います。「教えて!goo」にも、ハイエンドスマホから格安スマホへ乗り換える場合、今まで同様にゲームプレイができるか心配する質問が寄せられました。
最近発売されている格安スマホは、キャリアが発売しているハイエンド端末にひけを取らない高性能ものが多くなっていますが、念のため端末購入時にチェックしたいポイントが5つあります。
CPUはスマホの頭脳というべきもので、スマホの作業効率はCPU内にコアがいくつ搭載されているかで判断できます。「デュアルコア(2コア)」や「クアッドコア(4コア)」「オクタコア(8コア)」などと表示されており、クアッドコアかオクタコアがおすすめです。
また、CPU表記の中には処理速度を表す○○GHzという記載があり、数字が大きいほうがより高速な処理が可能です。「1.2GHz」以上を選択すればゲームプレイにおいて概ね問題ありません。
簡単に言うとRAMは、アプリデータや写真・動画など保存されているファイルのデータを動かす作業台のようなものだと考えてください。この数値が高いほど作業台の大きさが広くなるので、同時により多くの作業を快適に行うことができるというものです。2GB以上の容量がおすすめです。
ハイクオリティーゲームは、バッテリー消費も激しくなっています。3Dグラフィックやアニメがグリグリ動くようなゲームを楽しむ場合は2,500mAh以上ほしいところ。
ディスプレイには重要な項目が2つあります。それは、ディスプレイサイズと解像度。スマホゲームは画面に直接触れるものが多いので、タッチできる部分が大きいほうが操作性も視認性もあがります。そのためサイズは4.5インチ以上が望ましいでしょう。大画面ディスプレイは見やすく迫力もありますが、大きくなりすぎると逆に操作性が失われる可能性もあるので、5.5インチ程度までを選択するのがベターです。
解像度は、画面に表示される画像や映像のきめ細かさのこと。この数値が大きいほど高精細な映像表現が楽しめます。最近では「HD(1280×720)」や「FullHD(1920×1080)」のスマホが主流となっており、ゲームのグラフィックもこれを基準に考えられているようです。基本的にはHD画質を選んでいれば支障ありませんが、ゲーム世界を存分に楽しみたいのであればFullHDを選択してください。
これらの数値は、店頭や端末を紹介している公式サイトで確認できます。上記のように、それぞれの数値が「ゲーム機としてのスマホ」の性能として読み取ることができるので、端末検討時の参考にしてみてください。
(文:布施繁樹)
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