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» 2015年11月11日 22時27分 UPDATE

ZTE、SIMフリースマホ2機種を投入――高機能な「AXON mini」と安価な「Blade V6」

ZTEが、SIMロックフリースマホ2機種を新たに日本で投入する。ラインアップは、3つのセキュリティ機能を用意した「AXON mini」と、薄型軽量の金属ボディを採用した「ZTE Blade V6」。

[田中聡,ITmedia]

 ZTEジャパンが11月11日、SIMロックフリースマートフォン「AXON mini」と「ZTE Blade V6」を日本で発売することを発表した。AXON miniは12月下旬以降、Blade V6は11月下旬以降(11月12日に予約受付開始)、全国の家電量販店やMVNO各社から発売される予定。実売想定価格はAXON miniが4万円前後、Blade V6が2万6800円。

photo 11日に開催した発表会にて。ZTEジャパンの李明(リミン)社長(写真=左)と、ゲストで出演した映画コメンテーター有村昆さん(写真=右)

ハイスペックな「AXON mini」

 ZTEはこれまで「ZTE Blade Vec 4G」や、NTTレゾナント向け「gooのスマホ」などを日本に投入してきたが、いずれもミッドレンジ〜ローエンドに位置付けられ、他社のフラッグシップモデルと比べるとスペック面では見劣りしていた。しかし今回投入するAXON miniは、デザインと機能を、さらにブラッシュアップさせた先進的なモデルだ。

photo 「AXON mini」。カラーはゴールドとシルバー
photophoto

 幅70ミリ、厚さ7.9ミリのボディに5.2型のフルHD(1080×1920ピクセル)曲面ディスプレイ(有機EL)を搭載。ZTEは「すべてのアングル、すべてのディテールで最上の美を追求した」とアピールする。幅70ミリは、同じく5.2型の「P8 lite」(Huawei製)の72.1ミリと比べても細く、ディスプレイのベゼルが0.85ミリという狭額縁も実現した。

 セキュリティ認証にもこだわり、「指紋認証」「眼球認証」「音声認証」という3つの方法を採用した。カメラはアウトが1300万画素のF2.0のレンズを搭載。インが800万画素で、自分撮りも高画素なカメラで楽しめる。

 プロセッサはミッドレンジの「Snapdragon 616」だが、メインメモリは3Gバイトあり、スマートフォンとしてはフラッグシップに近い。海外では5.5型の「ZTE Axon Elite」も投入しているが、画面サイズ以外のスペックはAXON miniとほぼ変わらず、「iPhone 6s(AXON mini)」と「iPhone 6s Plus(AXON Elite)」の関係に似ている。

photophoto 5.2型ながら幅は70ミリに抑え、片手でも握りやすい(写真=左)。背面に1300万画素カメラと指紋センサーを搭載(写真=右)
photophoto ディスプレイの縁は非常に細い(写真=左)。眼球や指紋認証の設定(写真=右)
「AXON mini」の主な仕様
機種名 AXON mini
メーカー ZTE
OS Android 5.1
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 616/1.5GHz 8コア
メインメモリ 3Gバイト
ストレージ 32Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大128Gバイト)
ディスプレイ 約5.2型フルHD 有機EL
解像度 1080×1920ピクセル
連続待受時間 約450時間
バッテリー容量 2800mAh
メインカメラ 有効約1300万画素CMOS
インカメラ 有効約800万画素CMOS
ボディカラー ゴールド、シルバー
サイズ 約70(幅)×143.5(高さ)×7.9(奥行き)ミリ
重量 約140グラム
対応バンド 確認中

ミッドレンジの「ZTE Blade V6」

 Blade V6は、AXON miniよりはスペックを抑えたモデル。その分価格も安く、性能に多くを求めないが、安く端末を購入したい人に向いている。といっても決して低スペックではなく、ディスプレイは5型のHD(720×1280ピクセル)、プロセッサはMediaTekの「MT6735」(1.3GHz 4コア)を備える。1300万画素のアウトカメラには、暗い場所でも自然な色で明るく撮影できる2色のフォトライト「True Tone Flash」を搭載したほか、顔検出や美肌モード、オートパノラマなどを利用できる。インカメラは500万画素となる。

photo 「ZTE Blade V6」。カラーはシルバーとグレー

 AXON miniと同じく曲面ディスプレイを採用し、ボディはラウンド形状になっている。ディスプレイ面はガラス、側面〜背面は6013アルミ合金で構成されており、高級感にこだわった。金属ボディながら約122グラムと軽く、厚さも約6.8ミリに抑えた。“丸みを帯びた薄い金属ボディ”はiPhone 6/6sとよく似ているが、最近のスマホトレンドを押さえたデザインともいえる。価格は安いけれど、見た目は安っぽくない――。そんな印象を受けた。

photophoto 丸みを帯びたメタルボディが特徴
photophoto iPhone 6sと比較
「ZTE Blade V6」の主な仕様
機種名 ZTE Blade V6
メーカー ZTE
OS Android 5.0
プロセッサ MediaTek MT6735/1.5GHz 4コア
メインメモリ 2Gバイト
ストレージ 16Gバイト
外部メモリ microSD(最大32Gバイト)
ディスプレイ 約5型HD TFT液晶(IPS方式)
解像度 720×1280ピクセル
連続待受時間 約450時間
連続通話時間 約12時間
バッテリー容量 2200mAh
メインカメラ 有効約1300万画素CMOS
インカメラ 有効約500万画素CMOS
ボディカラー シルバー、グレー
サイズ 約69.5(幅)×142(高さ)×6.8(奥行き)ミリ
重量 約122グラム
対応バンド LTE:Band 1(2100MHz帯)、Band 3(1800MHz帯)、Band 8(900MHz帯)、Band 19(800MHz帯)
3G:Band 1(2100MHz帯)、Band 8(900MHz帯)、Band 19(800MHz帯)


 これまでは、どちらかというとひっそりと、あるいは裏方としてSIMロックフリー端末を投入してきたZTEだが、今回の2モデルで、より強い攻めの姿勢が感じられた。とがった/安価な2モデルを同時に出したことで、先進的な機能を求めるユーザーと価格の安さを求めるユーザーに訴求できる。日本のSIMロックフリー市場ではHuawei、ASUS、HTCなどライバルが多いが、ZTEがどのような特色を出していけるか、注目したい。

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