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» 2016年03月29日 13時39分 UPDATE

mineo×女子部JAPAN コラボイベント:節約志向の女性にこそ格安SIMを――課題はソフトバンクユーザー?

格安SIMのメリットは「料金が安くなること」だが、一部のサービスを除き、女性ユーザーの比率はまだ少ない。3月25日に女子部JAPAN(・v・)が、格安SIMの未経験者を集めたイベントをケイ・オプティコムと共同で開始。節約術の一環として格安SIMの利用を勧めた。

[田中聡,ITmedia]

 MVNOが提供している「格安SIM」のメリットは、何といっても料金が安くなること。ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアのスマートフォンでは毎月7000円〜8000円ほどかかっていた料金が、格安SIMなら1000円台に抑えることも可能だ。大手キャリアに比べると、時間帯によって通信品質が劣る、対面でサポートしてくれるショップが少ないなどのデメリットはあるが、家計に占める通信費を大きく減らせるのは間違いない。

 とはいえ、格安SIMの認知はまだ十分とは言い難い。「イオンモバイル」「楽天モバイル」など知名度の高いブランドのサービスは女性比率は高いが、大手企業が提供していても、主婦をはじめとする女性からの認知度が低い格安SIMブランドは多数ある。ケイ・オプティコムが運営している「mineo」も、認知拡大を図る余地があるサービスの1つだ。

 そこで、“女子”を集めたさまざまなイベントを実施している「女子部JAPAN(・v・)」が、3月25日にケイ・オプティコムと合同で「節約アドバイザーによる脱・浪費女子のススメ」を都内で開催。女子部JAPAN(・v・)に所属している女性メンバーが集まり、上手に節約をする方法や、格安SIMの使い方を学んだ。

女子部JAPAN(・v・)のこばなみさん女子部JAPAN(・v・) 女子部JAPAN(・v・)のこばなみさん(写真=左)。もともとは「iPhone女子部」という名称だった(写真=右)

 上手に節約をする方法については、節約アドバイザーの和田由貴氏が説明。「1.流行に敏感で新しいものが大好き」「2.なぜか分からないがお金がたまらない」「3.つい見えを張ってしまう」「4.美意識過剰」「5.趣味に没頭するオタク気質」といった5種類の浪費タイプを挙げ、それぞれの対処法を紹介した。例えば1は「あったら便利はなくても平気」を合言葉にする、2は買ったものの記録をする、3は自意識過剰を自覚すること、4はなりたい自分を明確にイメージすること、5は趣味以外の出費を引き締める――など。

mineomineo 節約アドバイザーの和田由貴氏(写真=左)。参加者には事前にアンケートに答えてもらい、5種類の“浪費怪人”に当てはまるかを判定してもらった(写真=右)

 実際に格安SIMを使っているという和田氏は、毎月の携帯料金は1000円未満だという。利用できる通信量は月3GBまでなので、データ量はある程度“ダイエット”する必要があるが、上手にやりくりしている。その方法を、女子部JAPAN(・v・)と一緒に紹介。ITmedia Mobile読者の皆さんには超基本ではあるがWi-Fi通信を活用すること(意外と知らない初心者は多い)から始まり、iPhoneの設定で、アプリのバックグラウンド通信や自動アップデートをオフにすること、メールの画像読み込みをオフにすること、Facebook・Twitterの画像自動表示をオフにすることや、読み込むデータを圧縮できる「Opera Mini Web ブラウザ」アプリなどを紹介した。

 ちりも積もれば山となるだが、格安SIMでは7GB〜10GB程度のプランを用意しているサービスが多いので、「ちまちま通信量を節約したくない」という人は、データ容量の大きいプランを選ぶのがよい。問題は「いくら安くなるか」だ。mineoの顔ともいえる、ケイ・オプティコム モバイル事業戦略グループ グループマネージャーの津田和佳氏が登場。格安SIMを使ったことのない女性参加者たちに、「そもそもMVNOとは何か?」から始まり、「いくら安くなるのか」「なぜ安いのか」「どうやって設定するのか」といったポイントを説明した。

mineomineo ケイ・オプティコムの津田和佳氏が、格安SIMの基本からmineoの詳細までを説明した

 日本ではiPhoneユーザー多いことを見越して、津田氏は「mineoは日本で一番iPhoneが使える」ことを強調。また「auとドコモの通信サービスを提供しているのはわれわれだけ」と強みをアピールした。特に「お手持ちのiPhoneはそのままで、月額1310円になる場合もある」という説明はインパクトが大きかったはずだ。実際、大手キャリアのスマートフォンの毎月の利用料金は平均7433円だったが、mineoに変えて平均1811円(音声SIMの場合)まで下がったというデータもある。通信費が毎月5000円以上安くなるというのは、こまごまと節約をするよりも手っ取り早い。

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mineo ケータイ時代よりも上がった料金を、mineo(格安SIM)なら使いか次第で1000円台に抑えられる
mineo データ通信と音声通話プランの最低料金を比較
mineo 2月の実績で、mineoの平均料金は1811円だった
mineo mineoは「日本で一番iPhoneが使えるMVNOサービス」とアピール

 一方、キャリアメールが使えないこと、LINEのID検索ができないこと、(auのiPhoneなど)一部機種でテザリングができないこと、通話のかけ放題プランがないこと、リアル店舗が少ないことなど、mineoの「できないこと」にも津田氏は言及。とはいえ、メールはGmailを使う、LINEはふるふるやQRコードで検索する、かけ放題はIP電話サービスを使う、店舗の代わりにオンライでのチャットサービスを利用するなど、カバーする方法もある。メリット/デメリットとうまく付き合っていけば、格安SIMを使って満足のいく節約ライフを送れるようになるはずだ。

 「来年度(2016年度)は50万ぐらい(の契約)目指している。節約をテーマにご利用いただければと思う」と津田氏は意気込みを語った。

mineo mineo(格安SIM)のデメリットもしっかり説明
mineo 津田氏自らテーブルを回り、iPhoneにSIMを入れる方法から説明

 質疑応答では「ソフトバンク回線はなぜないのか?」という質問が出た。実際、ソフトバンクのiPhone 6以前の機種はSIMロックを解除できないため、端末を買い足さないとい格安SIMは導入できず、“格安SIM難民”になっている人も多そうだ。津田氏は「ソフトバンクは、接続料が高かったので」と導入していない理由を話すが、「(現在の)接続料は3社(ドコモ、au、ソフトバンク)で大体変わらなくなってきているので、要望が大きくなれば考えていきたい」とした。ここまで来たら、mineoにはぜひ、史上空前の3キャリアMVNOになってもらい、あらゆるユーザーをカバーしてほしいと思う。

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