「GeForce」対「Radeon」の頂上対決が加熱!古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2010年04月19日 15時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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「上位モデルより高いって……誰が買うの?」――Pentium E5500が8500円弱でデビュー

インテル「Xeon L5640」

 先週、T-ZONE.PC DIY SHOPに6コアXeonの新モデルが登場した。2.8GHz動作の「Xeon X5660」と、2.26動作の「Xeon L5640」で、1個あたりの価格は順に12万9600円と10万6000円。2U構成専用のCPUのため、2個セットで販売される。

 Xeon X5660はTDP 95ワットのCPUで、すでに発売されているX5680(3.33GHz/TDP 95ワット)とX5670(2.93GHz/TDP 95ワット)の下位モデルとなる。Xeon L5640は省電力タイプで、TDPは60ワット。ショップが特に注目しているのはL5640だ。「6コアCPUとしては消費電力が最低なんですよ。2個セットなので合計120ワットになりますが、それでもCore i7 980XやXeon W3680のTDP 130ワットより低い。エコに24スレッドしたい人にはオススメですね」とのこと。

 コンシューマー向けでは、エントリークラスの「Pentium Dual-Core E5500」が登場している。2.8GHz動作のデュアルコアCPUで、L2キャッシュを2Mバイト積む。対応ソケットはLGA 775だ。価格は8500円弱で、在庫はやや少数。

 この価格設定がちょっとした物議を醸している。クレバリー1号店は「E5500の上位にあたるE6500が7500円前後なんです。E5500に何も劣るところはないのに価格が逆転している状況で、かなり珍しいですよね。現行モデルが終息するといった話も価格改定の話も聞いていないので、今後どうなるのはナゾのままです。今のままだとE5500を買う人はいないですよね……うーん」と困惑していた。

インテル「Pentium Dual-Core E5500」(写真=左)。クレバリー1号店のCPU価格表(写真=右)

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