「魔法系スティック」がアキバで流行る?古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

» 2011年06月20日 08時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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サーマルティクのゲーミングケースや手軽なNASキットなど・

サーマルティク「Chaser mk-I」

 PCケースの新製品で話題を集めていたのは、サーマルティクのATXケース「Chaser mk-I」だ。LEDライトや光るファンを上面やフロントに配置した派手なケースで、上部には3.5インチと2.5インチドライブ対応のHDDドック、2基のUSB 3.0ポートなどを備える。価格は2万円弱だ。

 ツートップ秋葉原本店は「ゲーミングマシン用モデルで、同社がかなり本気になって作ったフル装備のケースになっています。見た目のインパクトが強いですが、エアフローがかなり計算されているので、夏場にゲームするなら頼もしいと思いますよ」と語る。

 同じく、PCケースでは静音性重視のNZXT製「H2 Classic」も一部で人気を集めていた。シンプルなデザインのATXケースで、側面パネルとフロントに吸音素材が張られているのが特徴だ。価格は1万4000円弱。PC DIY SHOP FreeTは「シンプルな日本人好みのデザインで、クオリティ的には割安といえるでしょう。ファンコントローラーも標準搭載しているので、状況に応じて騒音を極力抑えたい人にオススメです」という。

 そのほかのジャンルでは、センチュリーのHDDケース「シンプルNAS BOX」が目立っていた。SATA接続の3.5インチHDD 1台が装着できるHDDケースで、USB 3.0でPCと接続できるほか、ギガビットLANでつなぎNASとしても利用できる。価格は1万円弱だ。ソフマップ秋葉原本館は「簡単にNASを作ることができるので、最近値下がりしている2Tバイトや3TバイトHDDを搭載して、DLNA用のメディアサーバに使うのもありですね」と評価していた。

 もう1つ、マルチメディア系で支持を集めていたのは、アイ・オー・データ機器のチューナーカード「GV-MVP/XS2W」だ。先々週登場した、デジタル3波対応のPCI Express x1カード「GV-MVP/XS2」の上位モデルで、デジタル3波チューナーを2基搭載している。同じLAN内にあるiPhoneやiPadにデータを送信できる機能は共通だ。価格は2万円弱。

 TSUKUMO eX.は「現行のデジタルチューナーでハイエンドクラスの製品です。mini B-CASカードの採用で場所もとらないですし、マシンのスロットに余裕がない人でも導入しやすいと思います」と話していた。

NZXT「H2 Classic」(写真=左)。センチュリー「シンプルNAS BOX」(写真=中央)。アイ・オー・データ機器「GV-MVP/XS2W」(写真=右)

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