アップルは10月24日、ノート型Mac「MacBook Pro」ファミリーのラインアップを一新し、同日より販売を開始した。13型/15型/17型の全モデルが対象だ。
2011年2月発表の旧モデルと同様に、第2世代Coreプロセッサーを中心とする基本システムや、アルミユニボディのデザインを引き継ぎつつ、主にCPUやHDD容量などを強化した。
具体的には、13型の上位モデルでCPUが2.7GHzから2.8GHzのCore i7へ、下位モデルで2.3GHzのCore i5から2.4GHzのCore i5に高速化したほか、HDD容量がそれぞれ750Gバイト/500Gバイトに増やされている。また、Apple Store価格は、上位モデルが13万4800円から12万8800円に、下位モデルは10万8800円から10万2800円に引き下げられた。
クアッドコアCPUを採用する15型MacBook Proも、上位モデルが2.2GHzのCore i7から2.4GHzのCore i7に、下位モデルで2.0GHzのCore i7から2.2GHzのCore i7にそれぞれスペックアップ。さらにGPUも強化され、上位モデルがRadeon HD 6750M(512Mバイト)からRadeon HD 6770M(1Gバイト)へ、下位モデルがRadeon HD 6490M(256Mバイト)からRadeon HD 6750M(512Mバイト)に変更されている。価格は上位モデルが18万4800円、下位モデルが15万4800円で、旧モデルに比べ4000〜5000円安くなった。
一方の17型モデルは、CPUに2.4GHzのCore i7(クアッドコア)を採用し、GPUにRadeon HD 6770M(1Gバイト)を搭載しており、ちょうど15型の上位モデルと同様のモデルチェンジとなる。また、価格は21万4800円から20万8800円に引き下げられた。なお、インタフェースや本体サイズ/重量などは旧モデルを踏襲している(アップル、第2世代Core i5/7と高速ポート“Thunderbolt”搭載の新型「MacBook Pro」)。
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