新しいiPadと一緒に使いたい! 定番アプリ30選(後編)広田稔のMacでいぎだいッ(6)(1/3 ページ)

» 2012年05月11日 11時29分 公開
[広田稔,ITmedia]

Retina対応で小さな文字も読みやすく──電子書籍編

(16) 日本経済新聞 for iPad

 事前にWebブラウザで日経IDを申し込み、月額4000円(紙の購読者は1000円)の日経新聞電子版をiPadで読めるアプリ。文字を拡大して新聞を読めるのは老眼の人にとってありがたい。記事をダブルタップするとツールが表示されて、アプリ内への保存やメールなどが可能だ。

ほかにも「産経新聞HD」(月額1500円)や「朝日新聞 for iPad」(月額3800円、紙の購読者は1000円)がある。開発元:日本経済新聞社、価格:無料

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(17) 紀伊國屋書店Kinoppy

 iPadの電子書籍アプリといえば、アップルが用意する「iBooks」が筆頭に挙げられるが、このiBooks Storeでは今のところ日本語の書籍を用意していない。市販の書籍を読みたいなら別のアプリを使おう。

 その中でも老舗の紀伊國屋書店が作った「Kinoppy」はオススメ。iPhoneやiPad、Android端末、PC、ソニーのReaderと、対応機種が多いうえ、紙/電子版の両書籍を扱っている。電子版はダウンロード販売が続く限りは再ダウンロードできるので、別の端末で読みたくなったり、新しい世代のiPadに乗り換えたときも安心だ。

ストアと電子書籍の管理/閲覧の機能を備える。閲覧時、紀伊國屋書店のブックカバーが表示されるのも、本好きにとって心がくすぐられる。開発元:紀伊國屋書店、価格:無料

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(18) i文庫HD

 著作権の切れた過去の名著を配布しているネットの図書館「青空文庫」から、太宰治や夏目漱石などの作品をダウンロードして読めるアプリ。8000以上の作品を無料でダウンロードして楽しめるのが魅力だ。PCとiPadをつなぎ、iTunesの画面から手持ちのテキストやPDF書類、JPEG画像を転送して表示することもできる。ドキュメントスキャナで自炊(電子化)した書籍も扱える。

横に持つと2ページを見開き表示する。フォントの種類や文字サイズの指定も可能だ。開発元:NagisaWorks、価格:800円

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(19) デジタル大辞泉

 25万3500語を収録した百科/国語辞典。調べたいものはキーワードで検索できるほか、画像や地図から探すことも可能。キーワード検索の際、画面のキーボード右上にある指アイコンを押すと、文字を手書きして入力できる。年3回アップデートして、最新のデータを提供してくれる点もうれしい。

索引では宇宙に漂うカテゴリー名やキーワードをタップして絞り込むことで、特定のジャンルについて知識を深められる。開発元:小学館、価格:2000円

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(20) Flipboard

 電子書籍とはちょっとジャンルが違うが、iPadで書籍のようにネットの情報を読めるということで本アプリも紹介したい。TwitterやFacebook、「Flickr」や「Instagram」といった写真SNSのアカウントを登録しておくことで、データを引き出して読みやすいように整形してくれる。ウェブページのRSSをGoogle Readerに登録しておけば、連携して最新ニュースを読む用途にも使える。

何より見た目がきれいで、触ってるだけでも楽しくなるのが最大の特徴。無料なのでぜひインストールしてみよう 開発元:Flipboard、価格:無料

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