Z97マザー続々、際立つのは2万円ちょっとで小型の付加価値モデル古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

» 2014年05月26日 12時11分 公開
[古田雄介,ITmedia]
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マシンの電源がオフでも動くキャプチャカード「REGIA TWO」などが登場

Regia「REGIA TWO」(右)。初代の「REGIA ONE」も税込み1万円強で買える

 キャプチャカードの注目株は、RegiaのHDMIキャプチャカード「REGIA TWO」。インプットしたHDMI入力信号をPCに取り込みつつ、アウトプット端子から出力する分配機能を備えたPCI Express x1接続のカードだ。同様の機能は2012年末登場の同社「REGIA ONE」でも実装しているが、REGIA TWOはさらにマシンとは独立したAC給電口を備えているのが特徴。付属のACアダプタで分配機を通電しておけば、マシンの電源がオフになっていても、カードを通して映像をテレビに出力するといったことが可能になる。価格は1万2000円弱だ。

 入荷したTSUKUMO eX.は「ゲーム機やテレビなどのケーブルをいちいちつなぎ替えなくていいので重要がありそうですね」と話していた。

 日本トラストテクノロジーのモバイルバッテリー「MPB-32000」も要注目。5ボルトのUSB出力のほか、ノートPC向けのDC 20/19/16/12/6ボルト出力に対応したモデルで、容量は3万2000ミリアンペアアワーとなる。USB給電では2.5アンペアと1アンペアの同時出力が可能で、DC側は電圧によって3〜4アンペア出力となる。重量は813グラムで、価格は2万3000円弱だ。

 パソコンハウス東映は「スマホやタブレットだけでなく、PCなどのほかのデバイスもまとめて対応するものを探しているならちょうどいいバッテリーだと思います。容量単価も優秀ですしね」とプッシュする。

 予約受付中のアイテムで関心度が高いのは、ASUSTeKの4K液晶ディスプレイ「PB287Q」だ。3840×2160ピクセルの28インチモデルで、4K出力時でも60Hzを確保する。中間色の応答速度は1ミリ秒で、BUY MORE秋葉原本店の予価は7万9800円となっている。同店は「4K液晶の関心度はどんどん上がっていて、10万円以下で買えるモデルを探している人はけっこう多いです。PB287Qも低価格ながらスペックに穴がないですし、売れると思いますよ」とコメントしていた。

※初出時に「PB287Q」の解像度が「2840×2160ピクセル」となっていましたが、正しくは「3840×2160ピクセル」です。おわびして訂正します。(5/26 14:45)

日本トラストテクノロジー「MPB-32000」(写真=左)。ASUSTeK「PB287Q」の予約POP(写真=右)


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