太陽光で充電ができる「SOLAR HYBRID 936SH」のソーラーパネルは、10分の充電で約1分の通話、約2時間の待受が可能になる。シャープはソーラー充電時間ごとの連続通話時間と連続待受時間の目安を公開しているので参考にしたい。詳細は以下のとおり。
| ソーラー充電時間 | 30分 | 60分 | 90分 |
|---|---|---|---|
| 連続通話時間 | 約3分 | 約6分 | 約9分 |
| 連続待受時間 | 約6時間 | 約12時間 | 約18時間 |
| ※太陽に雲がかからない日に、通話中電源が切れた直後に充電した場合の目安。数値はシャープの試験方法による計測値 | |||
936SHのソーラーパネルは家屋の屋根に設置されるソーラー発電専用のパネルと同等のもの(多結晶シリコン)を採用しているので、照明器具では充電できない。充電できるのは太陽光のみ。このほか、雨や曇りの日など十分な照度がないときや、端末が極端に高温か低温の場合、バッテリー残量が75%以上の場合もソーラー充電はできない。
ソーラー充電されると、背面下部の丸い部分が緑色に点灯する。太陽光が不足またはバッテリー残量が75%以上のときと、太陽光以外の光を当てたときは青色に点灯し、ソーラー充電できていないことを示す。試しに蛍光灯を936SHのソーラーパネルに向けて照らしたところ、青色のランプが点灯した。やはり照明器具では充電できなかった。
auのソーラーパネル搭載モデル「SOLAR PHONE SH002」は、ソーラー充電の状況や通話時間の目安がサブディスプレイに表示されるが、936SHはどうか。936SHはそもそもサブディスプレイを搭載しておらず、ソーラー充電の状況はLEDでのみ確認する。
936SHの着信ランプは背面左下に搭載しており、ソーラー充電用のランプとは異なる場所にあり、ライトは音声着信、TVコール、メール受信、不在着信など機能ごとに設定できる。設定できるランプ色はホワイト、レッド、イエロー、グリーン、ブルー、パープル、ライトブルーの7色。これら7色が連続で光る「カクテル」もある。
ソフトバンク、ソーラーケータイ「SOLAR HYBRID 936SH」を8月14日に発売
ソーラー充電対応の防水ハイエンド──「SOLAR HYBRID 936SH」
ただの兄弟機じゃない――シャープが「934SH」「935SH」「936SH」で目指した“距離感”
ソーラーパネル+8M CCDカメラ搭載の防水ケータイ「SH-08A」――9月に発売
防水機能を備えた“元祖”ソーラーパネルケータイ──「SOLAR PHONE SH002」
写真で解説する「SOLAR PHONE SH002」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.