iOS 4の配信や「iPad」「iPhone 4」の発売など、今年の夏もApple製品は話題に事欠かない。筆者も例外ではなく、5月下旬にiPadの16Gバイト(Wi-Fi)モデルを購入した。iPhone 4は未発売のホワイトを狙っているので、しばらくはiOS 4にバージョンアップした「iPhone 3G」と、iPadに頑張ってもらおうと思っている。
筆者のようにiPhoneとiPadを併用している読者の方は多いと思うが、2台持ちだと何かとコストがかさむ。そこで、本コーナーでは“無料で楽しめるiPad対応アプリ”をいくつか紹介していきたい。
まず第1回で紹介したいのは、ワンセグを視聴できる「テレビ」アプリだ。同アプリはiPhone向けに提供されていたが、6月22日のバージョンアップでiPad(3G、Wi-Fi版)とiPhone 4に正式対応した。なお、テレビアプリの利用には別売の「TV&バッテリー」(9840円)が必要になる。
テレビアプリはもともとiPhone向けに提供されているので、通常サイズではiPadの画面中央にワンセグ映像が小さく表示されるのみ。画質は落ちるが、「2倍」表示にすると画面や映像が拡大される。
設定は簡単で、TV&バッテリーとiPadをWi-Fiで接続するだけ。なお、これまでiPhoneと接続していた場合、TV&バッテリーの設定を初期化する必要がある。詳細はソフトバンクBBユーザーサポートセンターサイト(外部リンク)を参照。1度接続できれば、テレビアプリを起動するだけでTV&バッテリーに接続してくれる。このあたりの挙動はiPhoneと同じ。唯一の違いは画面サイズだけだ。
ワンセグの録画にも対応しており、(かなり大きくなっているが)録画アイコンを押せば本体へ録画が開始される。番組終了まで録画してくれる設定があるのも便利だ。録画した番組はオフライン環境でも視聴できる。ただ、もともとiPhone向けということもあり、iPadを横向きにしても、録画一覧が縦表示のままなのは少々不便に感じた。
iPadを横向きに固定すれば、ちょっとした卓上テレビとしても使える。すでにiPhone向けにTV&バッテリーを購入して利用している人は、iPadでも使ってみてはいかがだろうか。
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