マルチメディア機能について、音楽プレーヤーはAndroid標準に近いプレイヤーを採用。動画プレーヤーは「PANTECH動画」となっており、H.264はもちろん海外では需要の多いDivxコーデックもサポートするようだ。静止画ビュワーでは、フォルダ一覧からサムネイルを簡単に確認できる。プレイヤーとビュワーはいずれも軽快に動作していた。



Xperiaで利用しているmicroSDを装着したところ。当然だが一覧では登録済みのジャケット(アートワーク)も表示される(写真=左端)。動画一覧(写真=左中)とギャラリーから表示したデータ一覧(写真=右中)。動画プレーヤーはXperiaでは再生可能なMainProfile、HighProfileのH.264コーデックが再生できなかった(BaseLineProfileは可能)のが残念。音質補正機能にはQsoundが採用されている(写真=右端)ドキュメントビューアーはPDFやオフィススイートのファイルを閲覧可能。ピンチ操作で拡大縮小できるのはやはり便利だ。また、「スマートノート」という手書き入力が可能なメモソフトがプリインストールされており、文字入力と手書きを併用することもできる。



ドキュメントビューアーでは対応ファイルが自動で一覧表示され、簡単に閲覧できる。PDFファイルの拡大縮小も極めて軽快だ(写真=左端、左中、右中)。「スマートノート」ではテキストと手書き入力の両方をサポート。静電容量式タッチパネルなので細かい図を書き込むといったことは厳しそうだが、簡単な図を書いたり文字に引出線を入れるといった程度なら使えそうだ(写真=右端)ブラウザはFlashをフルサポート。筆者が使っていた展示機はGoogleアカウントが未登録なのでFlashのアップデートができず、表示を確認できなかったが、別の展示機ではPC向けのサイトのFLASHビデオがスムースに再生されていた。PC向けサイトの表示も非常に高速だった。
カメラ機能は約500万画素とスマートフォンとしては標準的だが、手ブレ防止や位置情報埋め込みをサポートし、自動設定を含めて11のシーンモードに対応。設定操作も分かりやすい。動画は1280×720ピクセルのHD解像度での撮影も可能だ。
文字入力はAndroidキーボードに加えてiWnnを利用可能。フリック入力もサポートする。縦横画面でそれぞれ使用するキーボードパネルを設定したり、テンキー入力ではフリック、トグル入力のどちらかを無効にできる。
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