MEDIAS ES N-05Dの大きな特徴が、「スマートフォンあんしん遠隔サポート」に対応した点。スマホの操作に迷ったら、オペレーターがスマートフォンの画面を確認しながら、詳しい使い方を説明してくれるといサービスだ。
リモートアクセス技術を活用することで、オペレーターがユーザーの画面を見られるだけでなく、アイコンやボタンなど画面内で操作してほしい場所を矢印で示したり、円で囲むことができる。端末そのものの機能とはいえないが、OS上にリモートアクセス用のプラグインを実装する必要があるため、現時点の対応機種はN-05Dのみ。サービスの性質上、専用アプリもマーケットでは配信せず、あらかじめ端末にプリセットする。
あんしん遠隔サポートは。今後発表されるドコモスマートフォンは順次対応していく予定。スマートフォン側に高いスペックが必要なわけではないので、過去の端末もファームウェアをアップデートすれば対応できるという(実施するかどうかは検討中)。

あんしん遠隔サポートのアプリ画面(写真=左)。オペレーターが伝える6ケタの番号で認証する。サービスを開始すると、オペレーター側のPCにユーザー端末の画面がそのまま表示される。オペレーター側からは、操作してほしいカ所に印を付けたり、場合によっては直接操作することもできる(写真=右)

タッチパネルはHD表示で、PCサイトもかなりの領域を1画面で表示できる(写真=左)。通知画面内にある「タップサーチ」は、画面上のテキストをコピーしたり、直接検索できる機能(写真=中央)。ブラウザ上のテキストをコピーできる(写真=右)
カメラは810万画素の裏面照射型CMOSセンサーで、薄暗い場所でも高感度な撮影が可能。N端末おなじみの瞬速起動(約0.8秒)と瞬速撮影(撮影間隔約0.9秒)をサポート(写真=左)。カメラメニューは半透明で表示する

タッチパネルの感度が上げる高感度タッチ。指先が乾燥していたり、こまかい操作が多い場合には有効だという。また、タッチ操作に慣れない人向けに「タッチフィードバック」も搭載した(写真=左)。縦のワンセグ画面(写真=中央)。G-SHOCKアプリも搭載した(写真=右)

内蔵メモリはROMが4Gバイトで、RAMが1Gバイト。設定画面で見る限り、ROMのユーザー領域は2Gバイト弱の用だ(写真=左)。デモ機はRAMとして700Mバイト程度を認識(写真=中央)。OSはAndroid 2.3.6
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