最近のアップル製品といえば、前回取り上げたネットワークメディアプレーヤー「Apple TV」のほかにも、タブレット端末『iPad』が挙げられます。発売初日は、アップル製品恒例の行列が直営店の「Apple Store」などにできたりして大いに盛り上がりました。
筆者ももちろんゲットして毎日使ってますが、やっぱりRatinaディスプレイは気持ちいい! ウェブページや電子書籍などの小さな文字がPCよりしゃっきり見えるのが素晴らしいです。この高精細な表示にひかれて、iPadで原稿を書く機会もぐっと増えました。かなり買ってよかったと実感しています(といってもRerinaをのぞけば、従来のiPad 2でも十分に満足していたのですが……)。
というわけで、今回は「新しいiPadと一緒に使いたいアプリ30本」をチョイスしてみました。20万を超えるアプリの中から30本に絞り込むのはかなり困難ですが、ビジネス、マルチメディア、ライフスタイル、電子書籍、教育、ゲームという6ジャンルで割と定番ものを盛り込んだつもりです。初めてiPadを買われた方はぜひ参考にしてください。
Macユーザーであれば知らない人はいない、純正のプレゼンテーションアプリ。テンプレートのデザインや、オブジェクトを動かすアニメーション、画面の切り替え効果(トランジション)などがいちいちかっこいいのがポイントだ。
有線ならHDMIアダプタの「Apple Digital AVアダプタ」、無線ならApple TV を使って、テレビやプロジェクターに画面を出力してそのままプレゼンできる。写真や図、グラフを入れ込めるので、ドローソフトとして書類を作る用途にも使える。
Office文書やPDF、画像などを開けるマルチファイルビューワー。とりあえず入れておけば、文書関連はだいたい扱えるという安心感がある1本。ファイル転送に関しての機能が充実してるのもうれしい。
例えば、右下の無線LANアイコンを押すと現れるURLをPCのWebブラウザで入力すれば、ケーブルをつながずにPCからファイルを送ることが可能だ。DropboxやGoogle Docksにも直接アクセスできる。
直筆、手書き認識、キーボードという3つの入力方法を混ぜながら文章を書いていけるノートアプリ。日本語の認識精度も高く、最初は変換の確定に手間がかからない直筆で書いておいて、あとからテキストデータに変換することもできる。
手書きは指でももちろん書けるが、ワコムの「Bamboo Stylus」(価格は2980円)といったiPad用タッチペンと組み合わせて使うとより自然に使える。会議のメモを取るときなどにどうぞ。
PCでもおなじみ、ATOKの日本語入力システムを使えるメモアプリ。iOSは日本語入力システムを他社のものに入れ替えられない仕様なので、ATOK Padではメモアプリとして提供し、その上でATOKの快適な日本語変換で文書を書けるほか、入力した内容を、メールやTwitter、Evernoteに直接転送する機能もある。
Bluetoothキーボードを併用すれば、かなり本気で長文を書けるようになるのだ(実はこの原稿もATOK PadとApple Bluetooth Keyboardの組み合わせで書いてます)。
テキストを書いて、TwitterやFaceBook、Evernote、DropBox、Google ドキュメント、電子メールなどに素早く転送できるアプリ。とにかくすぐに書き始められて、転送の際にいちいち確認ダイアログが現れずに送ってくれるのが快適なのだ。
カメラロールの写真を投稿して短縮URLを作成し、ツイートすることも可能。ATOK PadやTextExpanderといった入力補助アプリにも対応している。
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