第5回 料金、容量、基本設定――SMSとキャリアメールの基本を覚えよう今すぐ使えるスマホレシピ(2/2 ページ)

» 2012年09月12日 20時18分 公開
[今西絢美(ゴーズ),ITmedia]
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spモードメールの「メッセージR」「メッセージS」とは?

 spモードメールを起動し、「受信メール」タップすると、メールボックスが表示される。そのなかに「メッセージR」と「メッセージS」というものが用意されているが、これが何なのか分かっていないユーザーも多いだろう。

 「メッセージR」とはドコモから届くお得な情報を配信するサービスのこと。そして「メッセージS」はドコモと提携した各企業からキャンペーンや新商品の案内などが届くサービスだ。メッセージSのみ、「メール設定」→「その他」→「メール全般の設定」→ドコモIDでログインし、「メッセージS受信設定/解除」で受信設定を変更できる。

photophoto 初期状態のspモードメールアプリの受信メールメニュー(写真=左)。メッセージSは最近スタートしたばかりのサービスだ(写真=右)

メール着信音の個別設定への対応は?

 音声通話と同じく、メールの着信音は変更できる。spモードメールの場合は「メール設定」から行う。「受信」をタップすると、メール、メッセージR、メッセージSの着信音やバイブレーション、イルミネーションを設定可能だ。ただし、アドレスごとに着信音を設定することはできず、XperiaシリーズやGALAXYシリーズにプリインされている電話帳アプリやドコモの「電話帳」アプリでは、spモードメールの着信音の個別設定には対応していない。

photophoto 「メール設定」ではメールに関するさまざまな設定を行える(写真=左)。メール着信時の着信音を設定することは可能だが、連絡先別の設定には非対応(写真=右)

 iPhoneの場合はメール着信音の個別設定に対応しており、詳しい設定方法については前回の記事を参照してほしい。

メールの詳細設定を変更して使いやすくする

 各キャリアともユーザーに合わせた表示方法に変更できる。spモードメールの場合は、「メール設定」内の「表示」から、画面テーマや文字サイズの変更に対応する。画面テーマに関してはauの「Eメール」でも対応しており、文字サイズは3キャリアとも変更できる。ただし、文字サイズの種類はキャリアによりばらつきが見られる。

photophoto ドコモの「spモードメール」では、メールのトップ画面でメニューボタンを押し、「表示切替」をタップすると、タイル形式からリスト形式に切り替わる(写真=左)。「メール設定」→「表示」→「画面テーマ」と進めば、4つの画面テーマから選択できる(写真=右)
photo auの「Eメール」アプリのテーマ設定画面。バリエーションに乏しいのがやや残念

photophotophoto 左からドコモ、au、ソフトバンク。こうして見ると、ドコモのspモードメールの3サイズというのは少なく感じる

 また、キャリアメールではメールの文末に自分の連絡先などを自動で挿入する「署名」機能も搭載している。キャリアメールで署名を挿入するユーザーは少ないかもしれないが、知っておいて損はない。

photophoto spモードメールの場合、「メール設定」→「署名」で「自動署名」にチェックを付け、「署名作成」を選択する(写真=左)。そうすると、次回以降は新規メールの作成時に、本文に自動で署名が入力される。署名には絵文字の入力も可能だ(写真=右)

 残念ながら、iPhoneの「メッセージ」アプリでは詳細な設定を変更することはできない。しかし、カレンダー、連絡先、メール、SMS/MMS、メモのテキストを一括で大きなサイズにする機能はある。「一般」→「アクセシビリティ」→「テキストを大きな文字で表示」と進めば、好みの文字サイズに変更可能だ。

photophoto 6種類の文字サイズを選択可能(写真=左)。当然、文字サイズを大きくすると1行に表示される文字数は少なくなる(写真=右)

不要な引用文はオフにしよう

 PCでメールをやり取りする際、受信メールに対して返信すると、引用文が表示される。受け取ったメールを見ながら返信できるので便利ではあるが、スマホでキャリアメールを使う上では必要性を感じにくい。そんなときは、あらかじめ引用しないよう設定しておくといい。

 spモードメールでは初期状態の場合、常に返信メールの作成画面に元のメッセージが表示されてしまう。これをオフにするには、「メール設定」→「引用有無設定」→「常に引用なし」にすればOKだ。同様の設定はau、ソフトバンクいずれのAndroid端末でもできるようになっている。

photophoto 「引用有無設定」をタップし(写真=左)、引用方法を選択する。「毎回確認」という項目があるのは便利(写真=右)

 iPhoneの場合は、SMSでの引用返信はできない仕様だ。どうしても引用したいときは、コピー&ペーストして利用しよう。

今週のレシピ
SMSを使う iMessageを使う メールに写真を添付する メールの着信音を設定する 画面テーマを変更する 文字サイズを変更する 署名を設定する 引用文の有無を設定する
対応機種 ほぼすべての現行機種 iPhone ほぼすべての現行機種 ほぼすべえての現行機種 一部のAndroid端末 ほぼすべての現行機種 ほぼすべてのAndroid端末 ほぼすべてのAndroid端末
料金 3.15円(無料の場合もあり) 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料
お役立ち度 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★
簡単操作度 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★☆
自慢度 ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆

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