進化したARROWS Xの実力を披露――富士通が「ARROWS X F-02E」体験会を開催(1/2 ページ)

» 2013年01月28日 10時00分 公開
[園部修,ITmedia]

 富士通が1月25日、NTTドコモの2013年春モデルとして発売予定の最新モデル、「ARROWS X F-02E」の体験会を開催した。従来モデルから大きく手を加えたカメラ機能や、フルHDのディスプレイ解像度を生かした動画再生機能、apt-X対応のBluetooth機能、1.7GHz動作のTegra 3を生かしたゲームなどを実際に体験することができた。

 ARROWS X F-02Eは、NVIDIAのクアッドコアプロセッサー「Tegra 3」1.7GHzを採用した、ドコモ向けARROWSシリーズの最上位モデルだ。ディスプレイはこの春の先端トレンドである5インチのフルHD(1080×1920ピクセル)で、カメラには1630万画素裏面照射型CMOSを採用。富士通独自の指紋センサーを搭載するほか、IPX5/8の防水性能とIP5Xの防塵性能を持つなど、フラッグシップモデルにふさわしいスペックをまとった。

F-10Dのイメージを継承するボディ

 ARROWS X F-02Eは、最近のAndroidスマートフォンとしては珍しく、BlackとWhiteの2色での展開となる。ボディカラーに派手さはないが、男女ともに広く支持されるよう、Blackはマットな質感に、ホワイトはパールを入れた美しい色合いに調整しているという。外観は、ARROWS X F-10Dと似た、角がカットされたデザインを継承しつつ、ARROWS V F-04Eと同じように、背面から側面にかけて緩やかな曲線を取り入れ、ARROWSシリーズでの統一感がある。

PhotoPhoto ARROWS X F-10Dは、全体的にパールの入ったWhiteと裏面がマットなBlackの2色をラインアップ
PhotoPhoto 側面は緩やかなカーブが入っており、持ちやすさとデザイン上のアクセントを兼ねる
PhotoPhoto 上下の部分も極力デザイン上のノイズとなる要素を排してすっきりと仕上げた

 5インチのディスプレイを搭載しながらも、ボディの幅は69ミリに抑えられており、手の中での収まりはいい。想像以上に大きさを感じないデザインだ。

富士通独自のホーム画面「NX!ホーム」

 ドコモのAndroidスマートフォンは、操作性を統一するため、各機種に共通の「docomo Palette UI」がプリインストールされており、初回起動時にメーカー独自のユーザーインタフェースと、どちらを利用するか選ぶようになっているが、店頭で初期設定をする際に、docomo Palette UIに設定されることも多い。しかし、ARROWS X F-02Eで指紋センサーやプライバシーモードを活用しようと思うと、NX!ホームを利用しないと使えない機能もある。docomo Palette UIの方が慣れていて使いやすい、という人もいるかもしれないが、購入後はぜひ設定を確認して、NX!ホームを設定するようにしたい。UIの変更は「設定」から「ディスプレイ」を開いたところにある。

PhotoPhoto ホーム画面のユーザーインタフェースは初期状態のdocomo Palette UIのほか、富士通独自のNX!ホームも用意されている。ARROWS X F-02Eの機能をフル活用したいならNX!ホームを利用したい。左がNX!ホーム、右がdocomo Palette UI

大きく変わったカメラ

 これまで、富士通製Androidスマートフォンのカメラは、細かな設定メニューがあることなどが特徴だったが、ARROWS X F-02Eでは、起動速度や心地よい撮影感を重視し、カメラ周りのユーザーインタフェースを大きく変更した。今回の内覧会ではこの部分を大きく強調した展示を実施。シャッターを切るだけで最適な設定で写真が撮れることをアピールした。

PhotoPhoto ARROWS X F-02Eのウリの1つが、約1630万画素の裏面照射型CMOSと新しくなったカメラのユーザーインタフェース。写真はシャッターを切るだけでかんたんにベストショットが撮影できるよう改良されている
PhotoPhotoPhoto カメラのUIはシャッターボタンとMENUキーのみというシンプルな構成。メニューを開いても、カメラモードの切り替えとサイズの変更、フラッシュのオン/オフ、HDRのオン/オフなど、主要なもののみをまとめている。シーンモードなどはなく、シャッターを切るだけで最適な設定を選んでくれるのが特徴だ。ディスプレイのせいもあるかもしれないが、全体的にかなり彩度が高く写る

 1630万画素の裏面照射型CMOSの実力を披露すべく、会場には暗幕で囲まれた撮影スペースも用意してあり、ARROWS X LTE F-05Dとの写りの違いが確認できた。ARROWS X LTE F-05Dでも、暗所での撮影は出来るが、シャッター速度が遅めで手ブレしやすいほか、暗い背景に合わせてお皿の上の料理が白く飛んでしまうが、ARROWS X F-02Eでは背景と料理のどちらもきれいに描写しているのが分かる。

PhotoPhoto 左はデジタル一眼レフカメラで撮影した写真。間接照明と暗い背景により、かなりムーディーなお店での雰囲気となっている。右の写真は、上がARROWS X F-02E、下がARROWS X LTE F-05D。F-05Dではピザの皿が白く飛んでしまっているが、F-02Eでは背景の暗さと白い皿のどちらもきっちり描写している
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