Google Playでダウンロードできるアプリとして最近人気なのが「Google日本語入力」(無料)だろう。Googleのデータベースをもとに予測変換を行うので、地名や人名、流行のキーワードなどの変換がしやすい。また、「きょう」と入力すると今日の日付が、「いま」と入力すると現在時刻が入力できるなど、使いやすい機能がそろっている。
さらに、「Godanキーボード」という独自のキーボード入力にも対応。画面左側に母音が縦1列で並び、中央と右側に子音が並ぶ。両手で入力する際に、左手で母音を、右手で子音を押せるというのが便利なポイント。使うにはかなり慣れが必要ではあるが、練習する価値のある入力方式だろう。
また、「ATOK(日本語入力システム)」(1500円)は、有料アプリでありながら非常に人気が高い。変換精度の高さはもちろん、キーや文字のサイズの変更にも対応するなど、カスタマイズもしやすい。また、WindowsやMacのATOKと登録単語を共有できる「ATOK Sync アドバンス」という機能もあり、PCでATOKを愛用しているユーザーにとっては慣れ親しんだ日本語入力システムを使えるのはうれしい。
ATOKはトライアル版もリリースされており、「ATOK お試し版」(無料)では、15日間無料で利用できる。
「FSKAREN(日本語入力システム)」(980円)も、キーボードのデザインやサイズの変更が可能。入力文字種の変更や記号・絵文字一覧の表示をタブで切り替えられる。ただし、以前は手書き入力に対応していたが、Ver 3.0.0以降は手書き機能に非対応になった。これは少し残念なアップデートだが、入力スピードの評価が高い。
2013年4月30日までは「FSKAREN(日本語入力システム) トライアル版」(無料)で、全機能が無料で使える。
Android黎明期から人気のあった「Simeji(日本語入力キーボード)」(無料)も忘れてはいけない。3000個以上の顔文字を搭載したり、300個以上のスキンからキーボードのデザインを変更できたりと、Androidを自分仕様にしたいユーザーには最適だ。
また、このアプリの最大の特長は「マッシュルーム」機能だ。他社のアプリと連携できる文字入力方法で、「マッシュルームパック」(無料)などのマッシュルームアプリをインストールすれば、文字入力の画面でメールアドレスを呼び出して簡単に入力できたり、郵便番号から住所を入力できたりする。Google Playではさまざまなマッシュルームアプリが配信されているので、「マッシュルーム」で検索してみるといいだろう。
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