ワイモバイルが投入するHuawei製の「STREAM S 302HW」は、薄型ボディと高画素なインカメラが光るLTEスマートフォン。8月1日の発売を予定している。
STREAM Sは、Huaweiが2013年にグローバルで発売した「Ascend P6」がベースになっており、厚さ約6.8ミリ、重さ約110グラムのスリムで軽量なボディを実現した。側面にはメタルフレームをあしらい、2つの「C」を重ねたように見える「デュアルC」デザインを採用。カラーバリエーションはホワイト、ピンク、ブラックの3色をラインアップした。
有効約500万画素CMOSという高画素なインカメラを搭載しているのも特徴の1つ。若返り効果を得られる「ビューティーレベル」機能により、人物の顔をきれいに撮影することができる。メインカメラは有効約800万画素CMOSで、F2.0の明るいレンズや被写体に4センチまで近づけるマクロ撮影機能を特徴としている。
Huaweiオリジナルの「Emotion UI」も採用しており、別途アプリ一覧画面を用意しないことで、アプリやウィジェットを1つの画面で管理できる。ダイヤル、連絡先、カメラ、ギャラリーなど基本機能を大きなアイコンでシンプルに表示する「シンプルUI」も用意した。
OSにはAndroid 4.4を採用し、ディスプレイはHD表示(720×1280ピクセル)対応の4.7型液晶を搭載。内蔵ストレージは8Gバイト、システムメモリは2Gバイト。バッテリーは2000mAhのものを内蔵する。プロセッサーはHiSiliconの「KIRIN910」(1.6GHzクアッドコアCPU)を搭載した。防水、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信などの日本でなじみのある機能には対応しない。通信面は1.7GHz帯のLTEと、900MHz/1.7GHz/2.1GHzの3Gをサポートする。AXGPでの通信はできない。
| 機種名 | STREAM S 302HW |
|---|---|
| メーカー | Huawei |
| OS | Android 4.4 |
| プロセッサ | HiSilicon KIRIN910/1.6GHzクアッドコア |
| メインメモリ | 2Gバイト |
| ストレージ | 8Gバイト |
| 外部メモリ | microSDHC(最大32Gバイト) |
| ディスプレイ | 約4.7型HD TFT液晶 |
| 解像度 | 720×1280ピクセル |
| 連続通話時間 | 約700分(W-CDMA)、約1000分(GSM) |
| 連続待受時間 | 約330時間(LTE)、約400時間(3G)/約300時間(GSM) |
| バッテリー容量 | 2000mAh |
| メインカメラ | 有効約800万画素CMOS |
| インカメラ | 有効約500万画素CMOS |
| ボディカラー | ホワイト、ピンク、ブラック |
| サイズ | 約66(幅)×133(高さ)×6.8(奥行き)ミリ |
| 重量 | 約110グラム |
| 発売日予定日 | 2014年8月1日 |
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