iPhone、iPad、Macで作業や引き継いだり、機能を連携させたりできる「Handoff」も、iOS 8の見どころだ。今回は着信の転送と「Instant Hotspot」を、iPhone 5sとiPad Airで試してみた。
iPhoneとiPadが同じWi-Fiネットワークに接続しているときにiPhoneに電話がかかってくると、iPadも(ややタイムラグがあるが)ほぼ同時に着信し、iPadで「応答」を選ぶと、そのまま電話に出られる。自宅ではiPhoneではなくiPadを使っている人も多いだろうから、着信を逃すことが減りそうだ。iPadで応答した場合は、必然的にスピーカーフォンとなる。
ちなみに、以前使っていて同じくiOS 8にアップデートしたiPhone 5(SIMなし)でも、この機能は利用できた。
Instant Hotspotは、iPhone側でテザリングの開始設定をすることなく、iPadやMacからiPhoneに接続できる機能。iPadの場合、「設定」から「Wi-Fi」を選ぶと、「インターネット共有」という項目にiPhoneの名前(○○のiPhone)が表示される。これをタップすると、iPhoneのテザリングが自動でオンになり、iPadでインターネット接続ができる。外出先でより手軽にiPadでネットを使えるようになるので便利だ。こちらも、以前使っていて同じくiOS 8にアップデートしたiPhone 5(SIMなし)でも「設定」→「Wi-Fi」にiPhoneの名前が表示され、接続できた。
このほかにも、サードパーティー製の文字入力アプリが使えること、ファミリー共有、iCloud Drive、ヘルスケアアプリなど、まだまだiOS 8の新機能は語り尽くせないほどある。引き続き、気になったポイントはレビューしていきたい。
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