ASUSが「Zensation」を開催――「ZenPad」シリーズや「ZenFone Selfie」を発表:COMPUTEX TAIPEI 2015

» 2015年06月02日 02時56分 公開
[甲斐寿憲,ITmedia]

 2015年6月1日、ASUSTeK Computer(ASUS)は、台湾・台北市で開催される「COMPUTEX TAIPEI 2015」に合わせて新製品発表会「Zensation」を開催し、「ZenPad 8.0」「ZenFone Selfie」などの新製品と、参考出品として「ZenWatch 2」をメディア向けに披露した。なお、各製品の日本国内での販売は未定となっている。

photo 世界中のメディアが台湾に集まったASUS「Zensation」

 カンファレンスでは、ASUSTeK Computer CEOのJonney Shih(ジョニー・シー)氏自ら、自社の新製品を紹介し、今回のキーポイントは「デザイン」と「エンターテイメント」だと語る。それを体現化すべく、新製品を手にしたモデルたちが登場し、さながら“ファッションショー”といった演出が盛り込まれた。自らもランウェイを歩くというジョニー・シー氏らしいひょうきんなシーンもあり、会場を笑いに包ませつつ、同社の製品をアピールしていた。

 ZenPadシリーズ向けには、おしゃれなアクセサリー類を多数用意したほか、ZenFoneに世界的にブームでもあるセルフィーの機能を盛り込んだということは、ファッションやデザインに敏感な女性を中心に展開を進めていくということではないだろうか。

photo ファッションショーさながらの演出も行われた

ZenPadシリーズ:7、8、10.1型の3モデルを投入

 ASUSの新型Androidタブレット「ZenPad」シリーズは、7型と8型、10.1型モデルがラインアップされる。発売時期と価格は現時点では未定。

 注目したいのは、8.0シリーズのZenPad S 8.0とZenPad 8.0だ。

photo 8型のWi-Fiモデル「ZenPad S 8.0」

 厚さ6.6ミリ、重さ298グラムのZenPad S 8.0は、縦横比4:3(横置き時)の8型QXGA(2048×1536ピクセル)対応液晶パネル、SoCはIntelのAtom Z3580、4Gバイトのメインメモリは4Gバイトを搭載している。Atmelの技術を採用した別売りのペン「Z Stylus」は、1024段階の筆圧検知機能にも対応している。なお、S 8.0はWi-Fi専用だ。

photo 8型のLTE/Wi-Fiモデル「ZenPad 8.0」

 下位モデルとなるZenPad 8.0は、「Cherry Trail」(開発コード名)世代のAtom X3を採用。LTE/Wi-Fiモデル、Wi-Fiの専用モデルの2つのモデルが用意されている。

 このほかに、7型の「ZenPad 7.0」、10型でキーボードをオプションとして用意した「ZenPad 10.1」もラインアップ。通信はZenPad 7.0がWi-Fiと3G対応、ZenPad 10.1がWi-Fi/3G/LTEに対応している。

photo 7型の「ZenPad 7.0」
photo 10型の「ZenPad 10.1」

 また、今回ZenPadシリーズは、カバー類が豊富に用意しているのも特徴だ。駆動時間を最大15時間へ伸ばすバッテリー内蔵の「Power Case」や、5.1chサラウンド対応スピーカーを備えた「Audio Cover」、ファッション性のある「Zen Clutch」をリリースする予定だ。

photo ZenPadシリーズ用に多くのカバーが用意された

ZenFone Selfie:インカメラを強化した新スマホ

 ZenFone Selfieは、5.5型(1080×1920ピクセル)のIPS液晶を搭載したLTE対応スマートフォン。Android 5.0(Lollipop)を搭載し、プロセッサにはSnapdragon 615(1.7GHz)オクタコア(第2世代)を採用。LTE Category 4のデータ通信に対応している。

photophoto カメラ機能が強化されたZenFone Selfie(写真=左)。こちらはスタンド内蔵のリアカバー装着した様子(写真=右)

 一番の特徴はカメラ性能の強化で、前面のインカメラは1300万画素(1/3.2型イメージセンサー、F2.2・24ミリレンズ、レーザーAF)、背面のメインカメラに1300万画素(1/3.2型イメージセンサー、F2.0・28ミリレンズ、レーザーAF)を搭載している。

photophoto インカメラは上部中央に配置されている(写真=左)。セルフィーしやすいスマートフォンに仕上がっている(写真=右)

 特にセルフィー(自撮り)撮影機能を重視し、インカメラでのHDR撮影や美顔エフェクトなどが可能になっており、メインカメラ並みの機能を有している。

photo ASUSのプロダクトスタッフにセルフィーを実際にしてもらった

 カラーバリエーションは、Pure white、chic pink、aqua blue、osmium black、sheer gold、glacier gray、glamor redの7色展開。

photophoto ZenFone2に比べカラバリが豊富になった(写真=左)。特に淡いパステル系のカラーは女子に人気となりそうだ(写真=右)

 なお、セルフィーに限らずビデオ通話にも使えるスタンド内蔵カバーは別売りのオプション扱いとなっている。

photo スタンド内蔵のリアカバーは別売りとなっている。

ZenWatch 2:竜頭を採用、詳細は9月のIFAで発表

 カンファレンスでは紹介されなかったが、参考として展示されていたZenWatch 2は、スタイリッシュなウェアラブルデバイスだ。

 前モデル(Zen Watch)と同じく、OSにはGoogleのAndroid Wearが採用されている。バリエーションは豊富で、耐久性の高いステンレス製の本体はシルバー、ガンメタル、ローズゴールドの3色で49と45の2つのサイズ、18種類のストラップの組み合わせとなっている。ガラスは前モデル同様のCorning Gorilla Glass3を歳用。防じん/防水性能は前モデルのIP55からIP67に強化された。

photo 「ZenWatch 2]

 詳細は未定ながら、ZenWatch 2にはApple WatchのDigital Crownのような竜頭が採用されている。Android Wearのスマートウォッチであることから、Crownで画面のスクロールができるかは、はっきりとはしていない。価格や発売時期も未定だが、詳細な情報はドイツ・ベルリンで2015年9月に開催される「IFA」で発表される予定とのこと。

photo 詳細や発売時期などは9月のIFAで発表されるようだ

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