世界タブレット出荷、3四半期連続減、Huaweiが初ランクイン:調査リポート

» 2015年08月03日 10時04分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米調査会社IDCは7月29日(現地時間)、2015年第2四半期(4〜6月)の世界タブレット市場に関する調査結果を発表した。タブレット(米MicrosoftのSurfaceのような2イン1型を含む)の総出荷台数は前年同期比7%減の4470万台。米Apple、韓国Samsung Electronicsの上位2社が出荷を落とし、3四半期連続で減った。

 メーカー別では3位の中国Lenovoまでの順位は変わらなかったが、MediaPadシリーズが好調な中国Huaweiが4位に躍進し、前四半期に4位だった台湾ASUSTeK Computerは圏外に落ちた。Huaweiが上位5社にランクインするのはこれが初めてだ。5位は前期と変わらず韓国LG Electronicsで、成長率は5社中最も高い246.4%だった。

 huawei HuaweiのMediaPad
2015年第2四半期のメーカー別世界タブレット出荷ランキング(単位:100万台)
順位 OS名 2015年2Q出荷台数 2015年2Qシェア(%) 2014年2Q出荷台数 2014年2Qシェア(%) 成長率
1 Apple 10.9 24.5 13.3 27.7 -17.9
2 Samsung 7.6 17.0 8.6 18.0 -12.0
3 Lenovo 2.5 5.7 2.4 4.9 6.8
4 Huawei 1.6 3.7 0.8 1.7 103.6
5 LG Electronics 1.6 3.6 0.5 1.0 246.4
その他 20.4 45.6 22.4 46.7 -9.3
合計 44.7 100.0 48.0 100.0 -7.0
(資料:IDC)

 IDCは、タブレット出荷減少の理由として、ライフサイクルの長期化(古いモデルでも新しいOSにアップデート可能になっている)、ファブレットと呼ばれる大型画面のスマートフォンとの競合を挙げている。だが、2イン1モデルや「iOS 9」にみられるような新たなプロダクティビティ機能の追加により、市場は再活性化するとIDCはみている。

 Appleが今秋にリリースする予定のiOS 9には、2アプリを並べて表示するマルチタスク機能や省電力モードなどが搭載される。

 idc メーカー別出荷台数推移(資料:IDC)

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