オススメのMVNOを教えてください【一問一答】:SIM通

» 2015年08月21日 06時00分 公開
[SIM通]
SIM通

 格安SIMで通信費を節約したいと思っていても、どれを選んだらいいのか分からない…。そこで、選ぶポイントを見つつ、おすすめのMVNOを紹介してみたいと思います。

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 格安スマホと一口に言っても、提供している事業者とプランが沢山あります。複数のMVNO事業者を比較検討しようとすると選択肢が多すぎて悩んでしまうと思います。

 「教えて!goo」にも「オススメのMVNO事業者を教えてください」いう投稿が寄せられていました。

◆格安スマホのオススメのキャリアを教えてください

 格安スマホというと、端末のスペックが古い、通信が遅いといったネガティブな印象もありますが、3大キャリアと比べても遜色のない性能の端末を低価格に利用できるMVNO事業者を紹介したいと思います。

NTTコミュニケーションズ

NTTコミュニケーションズ
  • ○スマホのラインナップが豊富
  • ○OCN光を使っていると月200円割引
  • ○IP電話アプリ『050 plus』の月額料金が無料
  • △ネットでの購入のみ

 NTTコミュニケーションズ株式会社が運営しており認知度は抜群。回線品質の評判も高いです。

 提供されているスマホは、同社オリジナルの『gooのスマホ』3シリーズのほか、SHARPの『AQUOS SH-M01』、ASUSの『ZenFone2 』、Huaweiの『P8 lite』の6機種。(8/6現在)

 コムストアでの最安価は10,000円の『g01』(クアッドコア1.3GHzのCPU、RAM 1GB/ROM 8GB)で、最高値が『ZenFone 2』(ATOMプロセッサ、RAM 4GB/ROM 64GB)の50,800円になっています。メリットは、IP電話の『050 plus』の基本料金300円が無料。さらに「050 plus」「マイポケット」「OCN モバイル ONEアプリ」を利用した際のパケット通信量がカウントされない「カウントフリー」機能が利用できます。また、自宅のネット回線でOCN光を使っていると、月額200円割引になるというサービスもあります。

IIJ(インターネットイニシアティブ)

IIJ(インターネットイニシアティブ)
  • ○使い勝手の良さ
  • ○090/080/070の音声通話が半額になるアプリ
  • △ネットでの購入のみ
  • ×端末のラインナップが少ない

 日本のインターネット初期からIIJ4Uなどのプロバイダサービスを提供しており、回線品質の良さやきめ細かな設定が可能なところが高評価なMVNOです。高速通信のON/OFFをアプリでリアルタイム設定が可能なため、高速通信容量を計画的に節約出来るところがポイント。

 低速時(200kbps)でも通信開始直後は225Mbpsで通信されるバースト転送を採用しているため、ちょっとしたWebサイトの閲覧やTwitterのタイムラインの読み込みなどは高速に行えます。当月に余った高速通信容量は翌月に繰り越すことができるなど細かな配慮があります。「みおふぉんダイアル」アプリを使うと音声通話の料金が半額(30秒20円が30秒10円)になるサービスもあります。

 現在のところ、提供されているスマホは1種類のみ。CPUにオクタコアのHisilicon Kirin 620、RAM 2GB/ROM 16GBを搭載したハイエンド端末『HUAWAI P8 Lite』が、28,600円となっています。

UQ mobile

UQ mobile
  • ○月間データ容量無制限プランがある
  • ○独自ドメインのメールサービスがある
  • △ネットでの購入のみ
  • ×端末のラインナップが少ない

 KDDIの子会社で、auの回線を使っているキャリアです。こちらも通信品質の高さには定評があります。

 UQ mobileの最大の特徴は、月々2,680円で月間データ容量が無制限のプランがある点。最大通信速度が500kbpsではありますが、普段の使用ではストレスなく使える速度です。

 また独自ドメイン「uqmobile.jp」のメールアドレスサービスがあるのが特徴です。

 提供されている端末は、2種類で、1つは京セラの『KC-01』で、CPUが1.2GHzのクアッドコア、RAM 1.5GB/ROM 8GB(29,760円)。もう1つは、LG電子の『LG G3 Beat』で1.2GHzのクアッドコア、RAM 1GB/ROM 8GB(34,800円)。いずれもミドルレンジの端末です。

楽天モバイル

楽天モバイル
  • ○端末のラインナップが豊富
  • ○090/080/070の音声通話が半額になるアプリ
  • ○楽天スーパーポイントがたまる
  • △実店舗でも買えるが4店舗のみ

 楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズが提供しているサービスで、スマホのラインナップの多さが特徴的です。

 Huawaiの『honor6 Plus』『P8 lite』『Ascend Mate7』、ASUAの『ZenFone 2』『ZenFonr 5』、Sonyの『Xperia J1 Compact』、富士通の『ARROWS M01』、SHARPの『AQUOS SH-M01』と8端末をラインナップ。

 いずれもハイスペックな端末です。IIJ同様、高速通信のON/OFFや繰り越しが可能なほか、通信初期の高速転送も行っているようです。加えて『楽天でんわ』アプリを使うと、音声通話の料金が半額になります(30秒20円が30秒10円)。なお、3.1GBパックの音声通話付プランを選択した場合、月額は1,600円。

 楽天グループということもあり、月々の料金100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントがたまるほか、楽天スーパーポイントで端末を購入できたり、契約中は楽天市場でのポイントが2倍になったりするという特典も見逃せません。

FREETEL

FREETEL
  • ○端末のラインナップが豊富
  • ○段階制プランによる格安スマホセットを販売
  • △オリジナル端末のみなので、事前の評価が難しい

 オリジナルのSIMロックフリー端末を提供していた、プラスワン・マーケティングが提供している格安スマホキャリアです。かつては安価な端末を中心としていましたが、スペックの高い端末を投入し、ヨドバシカメラなどと協力してショップ展開も行っています。

 現在扱っているスマホは、クアッドコア1.2GHzのCPU、RAM 1GB/ROM16GBの『XM』や、クアッドコア1.3GHzのCPU、RAM 1GB/ROM 8GBの『priori2』など4機種。いずれもミドルレンジクラスですが、驚くのはその価格。XMは24,980円、priori2は9,980円です。

※priori2はLTE非対応。LTEに対応した「priori2LTE」は17,800円です。

 特徴的なのはその料金体系で、高速通信を使った分だけ支払金額が変わっていく方式。例えば月100MBまでなら999円ですが、1GB使ったら1,199円、3GB使ったら1,600円と設定されており、最大で10GB 3,170円となっています。リアルタイムで上限を自分で設定できるため、無駄に使いすぎることもありません(上限設定した容量を超えるとデータ通信ができなくなります)。

 このような段階制プランは、FREETEL以外では日本通信の「おかわりSIM」があります。細かな違いはあるものの、今後の格安SIMサービスのあり方を一変させるかもしれない要注目プラン。

 格安スマホ選びのポイントは、安くていい端末を選ぶことも当然ですが、自分のほしい機能がその端末にあるかどうかを調べておくことも重要。自分の使用感に合ったキャリアを選んでから端末を見ていく、あるいはその逆のプロセスで絞り込んでいくと、ベストな選択ができると思いますよ。

(文:空色ぐらたん)

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