4月14日に発生した熊本地震の影響で、東京都が作成した防災ブック「東京防災」に再び注目が集まっています。
東京防災は、首都直下地震などの大規模災害に備えられるよう、2015年9月から都民に配布された冊子。日頃から用意しておくべくことや物、いざ災害に遭った場合の対処方法、復旧や復興のために必要な知識などが約300ページのボリュームでまとめられています。
各世帯に1冊無料で配られたほか、税込140円で一般販売もしています。また公式Webサイトでは全ページを公開しているほか、ダウンロード用のPDF版も用意。3月末からは、AmazonのKindleストア、AppleのiBooks Storeでも無料の電子書籍として配信が始まりました。
地域に限らず、さまざまな場所の災害対策に役立つとして話題となった東京防災。折しも発生した熊本での大地震を受けて、KindleとiBooksでのランキングも急上昇しました。確かに、万が一に備えてスマホやタブレット、PCにダウンロードして置きたい一冊です。
なお、Kindle/iBooks版とも200MB以上のデータ容量があり、ダウンロードにはWi-Fi環境が必要なので注意が必要です。
【注意】熊本県の地震を受けて「LINE Out」「Viber Out」が無料に――ただし発信は控えるべき
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