米Twitterは5月31日(現地時間)、実況アプリ「Periscope」でのスパムやいじめコメントに迅速に対処するためのツールを追加したと発表した。
実況というサービスの性格上、報告→審査→削除というプロセスでは迅速な対応が難しい。そこで、実況の視聴者からランダムに選んだ人による投票でコメントがスパムやいじめ発言かどうかを決め、コメントを非表示にするといった対策を講じる。
具体的には、次のような流れでスパムかどうかが決まり、非表示になる。
1. 視聴者はコメントをタップすることで、そのコメントを報告できる。報告した人にはそのコメントは表示されなくなる
2. 誰かが報告すると、複数の他の視聴者にそのコメントがスパムかどうかを判断して投票するようリクエストが送られる
3. 選ばれた視聴者のほとんどがそのコメントがスパムだと投票した場合、コメントの投稿者に一時的にコメントできなくなるという通知が行き、コメントは表示されなくなる
4. 攻撃的なコメントを繰り返す発言者はそのライブで発言できなくなる
ライブの送信者は、このモデレート機能を無効に設定することもできる。
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