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» 2017年10月05日 17時07分 公開

「Google Home」を使うメリットを整理する (2/2)

[田中聡,ITmedia]
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Google Homeで「できない」こと

 Google Homeでできないこともある。例えば「物品の購入」。「○○をAmazonで買いたい」といった要望には応えてくれないが、製品開発本部長の徳生裕人氏によると「決済を今後やるとはUS(米国)では言っている。全ての機能を日本に持ってくるつもりでいる」とのことなので期待したい。

 一方、米国とカナダで提供している、Wi-Fi経由で電話を発信できる機能は日本では利用できず、現状も導入の予定はないとのこと。また、スマートフォンにかかってきた電話をGoogle Homeで受けることもできない。

 細かい部分だが、受け答えをするアシスタントの声は女性の1種類のみで、男性など他のパターンに変更することはできない。

Google Homeの強み

 Google Homeならではの取り組みも確認しておきたい。

 最大6人の声を聞き分けられる「ボイスマッチ」に対応しているのはGoogle Homeならでは。最大6人が、それぞれのGoogleアカウントを登録できる。例えば複数の人が「今日の予定は?」と話しかけると声で判別し、Aさんが話したときはAさんの予定を、Bさんが話したときはBさんの予定を教えてくれる。家族それぞれのメンバーが使うのに適している。

 Google Homeに質問をすると、基本的にはGoogle検索のデータベースをもとに回答するが、外部サービスとも連携することで、さらに「できること」を増やしていく。これは「Actions on Google」と呼ばれる取り組みで、まずはAmeba、SUUMO、食べログ、トクバイ、なみある?、日本史語呂合わせ、絶対音感オーケストラ、ベストティーチャー、ホットペッパーグルメ、Yahoo!MAP、楽天レシピと連携する。

Google Home 「Actions on Google」対応予定のサービス

 「Googleサービスだけで全てのニーズに応えることはあり得ない。他のパートナーと連携する仕組みをいかに作っていくかが重要」と徳生氏は話し、今後も連携サービスを拡充していく構えだ。

 購買に関わるAmazonとの連携について徳生氏は明言を避けたが、「ユーザーの価値を上げることができれば、パートナーとの連携は力を入れていきたい」とコメントした。

 AmazonやLINEなどの競合他社もスマートスピーカーを投入するが、Googleの強みについて徳生氏は「検索をやってきたので、ユーザーの質問に答えるのは比較的得意だと思っている。音声認識や音声合成、騒音下でも聞き取りやすいといった技術は長い間開発してきた」と自信を見せた。

Google Home 製品開発本部長の徳生裕人氏(右)とハードウェアパートナーシップ 事業部門 日本統括の埜々内ルイ氏(左)
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