スマホ市場は伸びるもSIMフリーは鈍化、単価上昇も要因に? BCNが調査

» 2018年02月19日 19時32分 公開

 BCNは、2月18日にスマートフォン市場の販売台数伸び率について発表。家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」をもとにしている。

 2017年の販売台数伸び率は(前年同月比)は、12カ月中8カ月が2桁増と好調に推移。2018年1月の台数伸び率も105.6%と前年を上回る水準を維持している。

 MVNOが注目を集め、格安SIMや格安スマホが話題となった2016年はSIMロックフリー端末の売れ行きが拡大した。一時は市場のほぼ4分の1を占めるまでになったが、MVNOの統廃合やKDDIとソフトバンクのサブブランドが台頭したことなどで台数比率は2割前後に後退。2018年1月は17.5%と、かつての勢いはやや影を潜めている。

Photo

 同社はこうした変化の背景に、SIMロックフリー端末の単価上昇が関係していると推測。過去2年にわたるSIMロックフリー端末の価格帯別台数比率をみると「2.0-3.0万円未満」がボリュームゾーンであることに変わりないが、2016年には「3.0-4.0万円未満」と「4.0万円以上」の比率が1割強から3割強へと急増。過去3年の1月の平均単価をみると2016年は2万2000円、2017年は2万3000円、2018年では2万4900円と上昇し、単価と比率の相関性が伺える結果になっている。

Photo

 端末の価格を抑えた格安スマホと月額通信費が廉価な格安SIMにより運用コストを抑えることで注目を集めたが、高画素カメラの搭載や大画面化などのハイスペック化によって平均単価が上昇。同社ではハイスペック化という方向性が今後も変わらなければ、再び平均単価が上昇する可能性があり、市場におけるSIMロックフリー端末の比率低下もあり得るとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月12日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  3. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  4. 「それ、家じゃダメなの?」──スタバ長時間滞在に冷ややかな目 “スマホ操作”に“PCで仕事”も (2026年06月07日)
  5. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. コレがたったの3630円――初代PlayStationを模したケース、セブン-イレブンなどで7月6日発売 (2026年06月11日)
  8. 動画配信「ABEMA」の障害復旧 約4時間17分にわたり視聴できず SNSに悲鳴【訂正】 (2026年06月10日)
  9. 「日本通信アプリ」の新バージョン提供開始 FPoS対応で本人確認のセキュリティを強化 (2026年06月11日)
  10. なぜ? マクドナルド「巨大セルフ注文端末」に批判殺到の理由 UI/UXに価格表示まで……直面している課題とは (2026年05月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー