冷んやリフトアキバ百景 Vol.2

» 2007年08月22日 17時18分 公開
[古田雄介,ITmedia]

冷んやリフト

ドライミスト自動制御運転中

場所 JR秋葉原駅前西側交通広場

解説 秋葉原の駅前開発により空中通路「アキバ・ブリッジ」が建設され、現在も通路の延長工事が着々と進められている。その入り口にはエスカレーターが設置されており、夏の暑い日は通路脇のノズルから霧を発生させている。このエスカレーターは「冷んやリフト」と名付けられている。

 ノズルから発生しているのはドライミストと呼ばれる霧で、霧が気化することにより周囲の気温を2〜3度下げる働きがあるという。風雨がない状況で、27度以上、湿度70%以上になると自動で霧の散布が始まる仕組みだ。7月1日から9月30日まで稼働する。

 稼働を開始した2006年8月1日にはメイドさんなどによる打ち水イベントが開かれて注目を集めた。しかし、エスカレーターの出入り口には「ドライミスト自動制御運転中」の文字が大きく表示されており、その正式名称が「冷んやリフト」だと知る人は少ないようだ。あるPCパーツショップの店員さんは「ドライミストのエスカレーター」と呼んでいた。

活用例1 (冷んやリフトに乗りながら)「霧が出てる……?」「魔の気配が満ちているのよ。濃密なミストは魔力の回復を早めてくれる」

活用例2 (冷んやリフトに乗りながら)「霧が出てる……?」「ひょ、ひょっとして、ここが“アキバの古い空間”!」

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