連載
» 2008年07月08日 12時01分 公開

高橋敦の「Macでいいじゃん!」第18回:Macは無線環境が簡単&強力なのだ!

ネットもプリンタも、HDDだってできれば無線で接続したい。だからMacには、そんな願いを簡単に実現してくれるアイテムが用意されている。

[高橋敦,ITmedia]

うっとうしいぞケーブル接続!

 特にノートPCのユーザーは強く感じていると思うのだが、ケーブル接続なんてものはどれもこれもじゃまくさい。インターネット接続はすでに無線化している人も多いだろうが、プリンタやら外付けHDDやらのケーブルが机の上をはい回っている光景はめずらしくないし、マウスを使う人ならそれもケーブル接続されているかもしれない。

 しかしご存じのように、たいていの機器はやろうと思えば無線接続が可能だ。無線LANかBluetoothの環境を整え、そこに接続できる機器を使えばいい。だが、いざやろうと思っても、そろえなければならない機器が多かったり、あるいは設定が面倒だったりするとめげてしまう。

 さて、そこらへんの事情、Macではどうなの?

MacにはAirMacがある

 ずばり、Macの無線環境は簡単かつ強力だ。

 現行製品の大半が無線LAN機能「AirMac」とBluetoothに標準対応(Mac Proのみ、無線LANがオプション)しており、そこに純正の無線LANアクセスポイント「AirMac」シリーズを組み合わせることで、Macの無線環境は完成する。ちなみに、他社の無線製品ももちろん使えるが、AirMacどうしのコンビネーションのほうが、幅広い機能をMacらしい簡単さで実現できるのだ。

 基本機能面では、現行AirMacシリーズは802.11b/g/a/nにマルチ対応しているのが特長。現在利用中のWindowsマシンがどの規格に対応するものであれ、それも無線LAN環境に組み込むことができるというわけだ。

 で、Macには標準で「AirMac ユーティリティ」が付属しているので、それを使えば設定も非常に簡単(画面の指示に従っていくだけのウィザード方式で設定できる)。

AirMacで最もスタンダードな製品「AirMac Extreme」。ほかに小型の「AirMac Express」とHDD内蔵の「Time Capsule」がラインアップされている(写真=左)。手動設定画面で「無線モード」をチェック。無線LAN規格にこれでもかと対応しているのが確認できる(画面=右)

AirMacのUSBポートにHDDやプリンタをつないで共有する

 そしてAirMacシリーズが持つ特徴の2つめは、USBポートに接続したHDDやプリンタをMacから利用する共有機能だ。AirMac ExtremeとTime CapsuleはHDDとプリンタ、AirMac Expressはプリンタ共有に対応している。

 実際に試したところ、さっきまでMacに直接USB接続して使っていたHDDをそのままTime CapsuleのUSBポートに差し替えるだけで、ネットワーク上にそのドライブが現れた。無線LANの基本設定さえ事前に済ませておけば、ほんとにそれだけでいける。解説の必要がないほど簡単なのだ。

背面端子部。ここのUSB端子にHDDやプリンタを接続するだけ(写真=左)。無線LANの基本設定だけ終えた状態だったのだが、USB接続しただけで共有ドライブとして認識された(画面=右)

 なお、USB直結と比べるとやはり転送速度は明らかに落ちるが、数Mバイトから数十Mバイト程度のデータを転送するだけなら、それほどストレスは感じない。十分、実用の範囲内だ。

このAirTunesは、Windows上のiTunesからも使えるので、Windowsユーザーの方はMacへ移行する前にでもお試しあれ

 というわけでHDDとプリンタはAirMac Extremeでケーブルレス。さらに「AirTunes」機能を使えばiTunes再生用のスピーカーも無線化できるし、マウスはBlueetoothに対応したマウスを使えば問題ない。

 AirMacとBluetoothをフル活用すれば、電源以外の常用ケーブルはほぼ無線に置き換えられる、というわけだ。そんな環境を想像すると、軽々持ち歩けるMacBook Airがほしくなってくる。そういえばSSDモデルが6万円以上安くなったんだよなあ……。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia PC USER に「いいね!」しよう